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100周年のマツダの旧車8台があまりに名車揃いすぎて改めて驚く!

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部,遠藤樹弥

RX-7

 マツダを代表するスポーツカーとしてお馴染みのRX-7。初代はオイルショックの影響をものともせず1978年に登場。ロングノーズのスタイルやターボとの組み合わせで、人気を博した。 2代目は1985年に登場して、エンジンも12A型から13B型へと進化。スタイルが似ていたポルシェ944と比較されることが多かったが、性能は凌いでいるとされ、話題になった。 そして3代目は、究極のロータリースポーツとして今でも人気が高いのはご存知のとおりだ。

FFファミリア

 映画『幸福の黄色いハンカチ(松竹)』で武田鉄矢と桃井かおりが乗って話題になった4代目ファミリア。こちらはFRだったがその影響も受けてか、1980年に登場したFFの5代目は大ヒットとなった。 直線を基調としたクリーンなデザインは新時代を予感させるものだったこともあって、若者にとくに人気があった。当初はサーファーがよく乗っていたことから、真似して乗る陸サーファーが大量に出現。サンルーフが付いた、赤いXGはとくに人気で、カローラやサニーよりも売れた。

ユーノスコスモ

 すでに紹介したコスモスポーツの系譜だが、直接的には2ドアハードトツプのコスモAPの後継車となる。注目はあとにも先にも市販化されていない、3ローターである20B型を積んでいることだ。 しかもツインターボを組み合わせていて、当然ながら馬力は280psを発揮。実燃費は3km/Lとも言われていたが、天井知らずの滑らかな吹けはなにものにも代え難かった。GPSのカーナビを世界で初採用していて、バブルの申し子的なクルマと言っていい。

ロードスター

 詳しく説明するまでもないクルマだろう。1989年に登場したロードスターは、またたく間に世界的なヒットとなった。 イギリス流のライトウエイトスポーツを現代流に解釈したコンセプトは、世界中の自動車メーカーに衝撃を与え、メルセデスベンツ SLK、BMW Z3、ポルシェボクスターといったプレミアムブランドから、フィアットバルケッタ、ローバーMG Fなどが続々と登場した。

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