新発想の車載用「タブレットAVシステム」
タブレット型AVシステムは、クレイドル型の2DINメインユニット「FH-7600SC」と8インチタブレット「SDA-700TAB」を組み合わせたもの。動画・音楽やナビなど多彩なアプリを、8インチの大画面と車載スピーカーによる高音質で楽しめるほか、バックカメラやステアリングリモコンにも対応させた。本体は優れた耐熱・耐寒性能も備え、温度変化の激しい車内でも安心して使用できる。
クレイドル型の2DINメインユニット「FH-7600SC」と8インチタブレット「SDA-700TAB」は、大画面化と利用環境フリーという新たな発想で生まれたAVシステムだ。両者を組み合わせて使うだけでなく、タブレットを取り外して後部座席や車の外で使用することも想定。ナビアプリを使えば最新の地図でドライブもできる。まさに従来のカーAVシステムにはなかった発想で開発されたシステムといえる。
タブレット本体は車外へ持ち出し可
タブレットはHD規格に対応した8型ディスプレイで、クレイドル型のメインユニットでタブレットをしっかりと固定する安全性にも配慮した設計となっている。取り付け部は高さや奥行きを好みの位置に調節でき、もちろんメインユニット装着時にはタブレットは常に充電される。取り付け部は汎用性の高い2DINサイズで、幅広い車種にスマートに取り付けられるのも嬉しいところ。
音声は車載スピーカーから出力でき、ハイレゾ音源のダウンサンプリング再生に対応。タブレットにインストール済みの専用アプリ「Pioneer Smart Sync for Tablet」を使用すれば、画面上でオーディオの操作や設定、音質調整なども行える。また、タイムアライメント機能や13バンドグラフィックイコライザー機能などによって車内の音場を最適化し、車内での高音質再生と最適な音場空間をもたらす。
タブレットを車載AVシステムに使うという新たな発想で生まれたこのシステム。カーAV界に新たなソリューションを生み出すきっかけになるかもしれない。
価格はいずれもオープンだが、想定価格は「FH-7600SC」「SDA-700TAB」ともに3万2000円となる見込み。