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タープ張りのイライラから解放! クルマキャンプなら絶対「サイドオーニング」がオススメなワケ

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TEXT: 佐藤知範  PHOTO: CDPシズオカ、スズキ、K-STYLE編集部、Auto Messe Web編集部

オーニングがあればテントなしでもキャンプを楽しめる

 ここ数年、SUV・クロスオーバー系の台頭と共に盛り上がりを見せるキャンプブーム。外出自粛が続いている今は難しいが、コロナ騒動が収まったらチャレンジしてみたいと考えている人も多いのではないか。

 だが筆者のようなビギナーにとって最大の懸念は、「なんか大変そう」。たとえばキャンプの必需品、テントやタープの設営だ。袋から一式を取り出して並べ、テントを広げてポールを通してハンマーでカンカンとペグを打って…と考えるだけで面倒に思えてくる。 そんなものぐさ同志(?)にオススメしたいのが、“サイドオーニング”だ。クルマのルーフのサイド部に装着するアイテムで、基本的にはクルクル丸まって収納されている生地を引っ張り出し、付属のポールを立てるだけで日よけが完成する。 テーブルやチェアはこのオーニングの下で広げ、寝る時は車中泊にすればテントは不要。そもそもデイキャンプならオーニングだけでも十分だ。撤収作業もグッと簡単になり、キャンプに伴う「面倒事」はかなり減る。積極的に出掛けるモチベーションにもなるだろう。

 「オーニングのセッティングは1人でも1~2分あればできる。作業自体、非常に簡単なので、アウトドア初心者でも戸惑うことはないと思いますよ」と静岡県のカスタムショップ・CDPシズオカの小倉代表。同社では“O.G Base”という四駆×アウトドアのブランドを展開し、サイドオーニングの販売や取り付けも行っている。

お手軽なカータープよりもさらに楽なオーニング

 オーニングと似たようなアイテムに“タープ”がある。これは床面のないテントのようなモノで、クルマを支柱として活用する商品はカータープやカーサイドタープと呼ばれている。

 これらカータープのいいところはお手軽さ。ogawaなどブランド品は数万円するが(ジムニーの純正オプションにもogawa製カータープあり。価格は3万9600円)、1万円以内で買える商品も多い。そういう意味ではキャンプビギナー向きといえる。 「しかし、設営の手間はカータープはテントとそれほど変わりません。いくら慣れている人でも5分以内に張るのは難しいでしょう。初心者なら30分くらい掛かったりします。きちんと正しく設営するにはちょっとしたコツも必要です」と小倉さん。

 収納の際もタープは「折って畳む」必要があり、それもがけっこう手間なのと、折り目から生地が劣化しやすいというデメリットもある。また雨に濡れたらしっかり乾かす必要があるが、その際はまたいちいち組み立てないといけない。

 「たとえば悪天候に見舞われた場合、雨に濡れながら苦労して畳んで、後日また晴れた日に広げて、乾いたらまた畳んで、とかなり面倒です。その点、サッと広げてサッとしまえるオーニングはとにかく楽。収納も丸めるタイプなので、生地にシワができにくく劣化しにくいです」。

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