4)ゼッケンやライトのテーピング
走行会で貼ったゼッケンやライトのテーピング(樹脂レンズのライトは不要の場合もある)を剥がし忘れているのも、よくあるうっかりミス。目立つし、浮くし、ライトの場合、整備不良を疑われることも……。
5)タイヤの空気圧
サーキットではタイヤもかなり高温になるので、空気圧も高くなる。しかもサーキットでの適正空気圧は温間で合わせるので走行終了後、タイヤが冷えた状態=冷間になると、普段の指定空気圧よりかなり低くなる。帰宅前にタイヤが冷えた状態で、指定空気圧に戻してからサーキットを後にしよう。
6)ブレーキパッドとタイヤ摩耗具合を確認
サーキットではブレーキパッドとタイヤの摩耗が、公道とは比べ物にならないほど早く進む。夢中になってサーキット走行を終えたら、パッドやタイヤの山がほとんどないということも珍しくない……。タイヤはなかなかスペアタイヤをワンセット持って行くのは難しいかもしれないが、ブレーキは中古でもいいので、スペアを1台分持って行った方が安心だ。もちろん工具も忘れずに。
7)ガソリン/オイル
ガソリンとオイルの量も最後に確認。意外にサーキットからガソリンスタンドが離れていることもあるので、最低限のガソリンは残しておくこと。また、エンジンオイルも高回転を多用して減ってしまっている場合もあるので、減ってしまっていたら、オイルを継ぎ足してから帰るようにしよう。
8)その他
サーキットで車高や減衰力など足回りのセッティングを変更したときも、帰る前にストリート用のセッティングに戻しておくこと。また、排気系(インナーサイレンサーや触媒)も保安基準に適合した状態にすることを忘れずに。
あとは、クルマから降ろしておいた工具やフロアマット、パーツやレーシングギア、私物などの忘れ物もないように……。