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シビックにスターレット!? 昭和生まれの時代を先取りしすぎたクロスオーバーSUV4選

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: ダイハツ、スバル、ホンダ、トヨタ、Auto Messe Web編集部

3)トヨタ スターレット リミックス

 トヨタのコンパクトカーといえば、ヴィッツ(現ヤリス)が知られるところだが、それ以前のコンパクトカーはスターレットが主流だった。現行のヤリスにもクロスオーバーモデルのヤリスクロスが登場するということで話題を集めているが、実はスターレットにもRVテイストのモデルが存在していた。

 当時、日産からリリースされていたラシーンに対抗したともいわれているのが、98年10月に追加された「リミックス」である。専用のバンパーやフェンダーアーチ、ルーフレールに背面スペアタイヤを備え、専用の2トーンカラーを纏っていたが、4WDだけではなくFFモデルもあり、まさにカジュアルなRV“スタイル”の車種だったのである。

4)ホンダ シビックシャトル ビーグル

 タイプRやVTECエンジンの設定もあり、スポーティなイメージの強いシビックだが、実はRVテイストの強いモデルも過去に設定されていた。それが、4代目シビックに設定されていたシビックシャトル ビーグルだ。

 シビックのステーションワゴン版であるシビックシャトル(現在もシャトルの名前は健在だが)に追加設定されたビーグルは、フロントバンパーガードやそれに組み込まれる大型フォグランプ、アンダーガードに専用ツートンカラーなどを採用したもの。元々シビックに比べてトールワゴン風に仕立てられていたシビックシャトルだが、これらの専用装備も相まって、より“シビック感”の薄いモデルに仕上がっていた。

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