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サーキットを走るときの規定「長袖&長ズボン」 肌が隠れていれば何でもアリ?

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

定期的に走るならサーキットスーツがベスト

 サーキット走行を楽しむには、さまざまな安全規定があり、服装についてもルールが定められている。一般的には、四輪用もしくは二輪用のヘルメット。レーシンググローブかメカニックグローブ(軍手や指抜きタイプはNG)、レーシングシューズやドライビングシューズ、もしくは運転しやすい運動靴など。そして動きやすくて、肌を露出させない長袖・長ズボンといったところだ。

 これらでもし悩むとすれば、この長袖・長ズボンをどうするか。Gパンやタイトなパンツでは、動きやすいとは言いづらいし、ダブダブな服装や何かに引っかかりそうな衣装、滑りやすい素材も避けたい。できればストレッチ系素材のパンツなどの方が好ましい。

 上半身は長袖なら何でもいいような気もするが、動きやすさを考えると、厚手のものはいいとはいえない。トレーナーやロングTシャツ、とくにサーキット走行は汗をかくので、速乾素材で伸縮性・撥水性に優れたドライTシャツだといいかもしれない。もちろん、理想はレーシングスーツ。公式レースに出場できるFIA公認スーツは、は耐火性素材のNOMEXなどを使用していて安全面ではベストと言える。しかし、価格的には高価で安くても7万円ぐらいはしてしまう……。

 そこでおすすめできるのは、いわゆるサーキットスーツと呼ばれる走行会用のスーツ。デザイン的にはレーシングスーツとほぼ同じで、素材も難燃性コットンなどを採用している。価格的には3万円代からあり、年に数回サーキットを走るという人だったら購入しておいて損はない。場合によってはレーシングカート用のレーシングスーツというのもアリだろう。

 ツナギなら作業用の布ツナギも5000円前後であるが、YシャツにスラックスやGパン、チノパンより動きやすく、いいかもしれない。また襟がある服だと、シートベルトが首に触れるリスクが減らせるためいざといときのリスクを減らせるメリットもある。

 いずれにせよ、安全面と機能面でいえば、やはりレーシングスーツかサーキットスーツが望ましい。専用のギアを身に着けることで、サーキットを走る集中力の面でもプラスがある。動画や写真を撮ったときの見栄えもいいし、定期的にサーキットを走る予定があるのなら、思い切ってレーシングスーツかサーキットスーツを購入してみてはどうだろうか。

 それともうひとつあると重宝するのが、フェイスマスク。例によってFIA公認のものだと高価(6000~7000円 耐火性は十分)だが、FIA非公認タイプだと2000~3000円ぐらいで購入できる。汗をかいても簡単に洗えるし、乾しやすいので、夏場は一枚あるといい。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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