羽田空港で人搬送自動運転システム導入
パーソナルモビリティ「WHILL」シリーズを展開するWHILL社が手掛ける「WHILL自動運転システム」の、羽田空港第1ターミナルでの導入が決定した。感染症拡大防止とソーシャル・ディスタンス対策として、空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は、これが世界初のものとなる。
これまで実証実験という形で、空港利用者の移動をサポートし自動運転技術の精度およびユーザビリティ、空港のオペレーションとの親和性を探ってきた。その実証実験は国内空港だけでなくダラス・フォートワース国際空港(アメリカ)、アブダビ国際空港(アラブ首長国連合)、ウィニペグ国際空港(カナダ)、ジョン・F・ケネディ国際空港(アメリカ)など、延べ11回(利用者通算400人)に及ぶ。