車の中とはいえ最低限のアイテム が必要
クルマで過ごすといってもドライブとは違うし、宿泊するといってもテント泊とも違う、そんな特別なクルマでの過ごし方「車中泊」。なので、いざ寝ようとして初めて必要だとわかるグッズもたくさんあります。
そんな車中泊をする際にあると便利なグッズを紹介。これさえそろえておけば快適な車中泊が楽しめるはずです。ここでは割愛させてもらいますが、外からの視線を遮る「シェード」や「カーテン」、布団代わりの「シュラフ」は必須となりますので、あらかじめ用意してくださいね。
1)シートの凹凸は「エアベッド」で解消
フルフラットシートを装備するクルマでも、実際は人が快適に寝られるほどフラットにはなりません。薄手のマットを敷いたぐらいでは凹凸が解消できないので、段差にバスタオルやクッションなどを敷いて、できるだけフラットにする工夫が必要なのです。
そこで活躍するのがこのアイテム。厚みのある「エアベッド」があれば、敷くだけで完全にフラット化でき、シートの段差など気にせず快適に寝られます。じつは一般住宅用の「ダブル」サイズが、5ナンバーサイズのミニバンにピッタリ。さらに電動ポンプ内蔵モデルなら、空気を入れるのも簡単なのでオススメです。
2)車内の灯りは「LEDランタン」が安心
日が落ちて夜になると車内は真っ暗。ルームランプをつければ明るくなりますが、点けっぱなしでいるとクルマのバッテリーが上がってしまうことも…。そこで用意しておきたいのが「LEDランタン」です。
コンパクトなモデルなら、カラビナなどを使ってアシストグリップやヘッドレストバーに吊して使うことができるので、車内が狭くてもジャマになりません。車内スペースに余裕があれば、大きめで明るいLEDランタンを選んでもOK。スマートフォンを充電できるモデルもあるので便利です。
3)食事やドリンクを置くの便利な「ミニテーブル」
車内には意外と小物を置いておくスペースがないので「ミニテーブル」があると便利です。スマホやメガネなどの小物を置いたり、食事をするのにも重宝します。
ただし、マットの上に置いて使うと少々不安定になるので、ドリンクはフタ付きのマグカップなどを使うと安心です。
4)最小限のドリンクは「クーラーバッグ」に
夜、車内で過ごしているときや寝ているときに喉が渇いた場合、そのたびに外に出てドリンクを買いに行くのは面倒。なのでクーラーバッグ(ボックス)を準備して、保冷剤とともに最小限のドリンクを入れておきましょう。
もちろんドリンクだけでなく、昼に購入した食材を夕飯のために保存しておくことや、要冷蔵のお土産を買って帰る場合にも役立ちます。
5)小物がさげられる「バンジーコード」が便利
使って湿ったタオルや置き場に困った小物など、車中泊では行き場を失ってしまう小物が意外とあります。そんな小物を気軽に整理できるのが「バンジーコード」。アシストハンドルなどに引っかけて、天井にピンと張れば、タオルなどの小物を吊しておくことができます。
高い位置にあるほうが車内全体を照らしてくれるランタンも、バンジーコードに引っかけて使えば、小型でも十分な明かりを得ることができます。
6)寝苦しい夜には「コードレス扇風機」
網戸などを取り付けて窓を開けても、あまり風がなく涼しくない夜もあります。でも「コードレス扇風機」があれば、そんな夜も快適に寝られます。
12V電源仕様だとバッテリー上がりが気になるし、コードの取りまわしも面倒。でもコードレスタイプなら場所を選ばずにおくことができます。電源は乾電池モデルや充電池モデルなどがあるので、自身の用途にあったモデルを選んでみましょう。
もちろん、これ以外にも車中泊にあると便利なグッズはたくさんあります。車中泊を楽しみながら、必要なものをそろえていくのもまた楽しさのひとつです。