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「テント」は序の口「DJブース」まで! 衝撃の軽トラ「荷台」カスタム6選

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: K-STYLE編集部

日本が生んだ軽トラックを賢く&楽しく使い倒せるアイテムをご紹介

 最近は軽トラックをカスタマイズしている人が増えているが、他の軽自動車にはない軽トラならではのウリといえば、ズバリ「荷台」である。軽トラは乗用向けの軽自動車と比べると室内空間が狭く、快適装備や車内の収納スペースも少ない。その代わりに広々とした荷台が用意され、そこに荷物や仕事用の道具などをたっぷり積み込むことができる。普通のトラックと違ってボディ形状がコンパクトだけあって小回りが効き、狭い道でもキビキビ走れるのも強み。小さな働くクルマとして宅配業者から農家、大工まであらゆるお仕事に大活躍。

 しかしカスタマイズの世界ではその荷台空間をさらに生かすことができる、実用性やファッション性を高めるパーツが多く出回っており、すでにそれらのパーツを上手に活用しているトレンドに敏感なオーナーも多い。

 軽トラの使い勝手をもっと良くしたい、軽トラでアウトドアを楽しみたい、オリジナリティのある個性的なカスタム軽トラに仕上げたいと考えている人は、ここで紹介する荷台カスタマイズ例を参考にして欲しい。

【1】積載スペース増大で仕事にもキャンプにも使える

 軽トラの荷台に仕事で使う道具や資材などを積んで現場へと向かう人にお勧めしたいアイテムが、エフクラスのハードカーゴキャリア。積載スペースを設けている軽トラだが、荷物をできるだけいっぱい積みたい人にとってはあおりから上の空間がもったいない。

 スチール製の38φパイプを曲げて作られたハードカーゴキャリアは、上部にキャビン前方からあおりの後方まで伸びる長いキャリアを採用している。ここに脚立などの長尺物を置くことができ、その分軽トラの荷台により多くの荷物を積むことが可能。

 仕事以外にも使うことができ、キャリアに合わせて専用設計で作られた別売の幌・ハードカーゴカバーを付ければちょっとしたテントに早変わり。例えばキャリアの上部には自転車を積んで、目的地に着いたら自転車で周囲を散策。戻ってきたら幌の中でひと休み……という使い方も楽しめる。

 もう少し荷台の積載空間を増やしたい人には、後部のあおりを開くだけで荷台を簡易的に300ミリ後方に延長できるハードカーゴゲートも用意している。ハードカーゴキャリア上部だけでなく、荷台にも長尺物を積めるので非常に便利。使わない時はあおりを閉じるだけだから、純正復帰も容易だ。

【2】本場タイに対抗! 軽トラベースのジャパニーズトゥクトゥク

 タイに行くと現地の観光地で必ず見かける、三輪自動車をアレンジした「トゥクトゥク」。観光客を乗せて目的地まで連れて行ってくれるタイのタクシーで、後部には2~3人座れるシートを設置し、その上には雨をしのげる大きな幌を付けているのが特徴。日本ではトゥクトゥクを輸入している業者も存在し、保安基準を満たしてナンバーを取得したトゥクトゥクで街中を走る人もいる。国内外を問わずファンが多い1台だ。

 そのトゥクトゥクのビジュアルをオマージュしたというアイテムが、S2レーシングのトゥクトゥクルーフ。

 車種に合わせて頑丈に作られた本体の上部には、トゥクトゥクに欠かせない幌を装着。本場のトゥクトゥクのように人を乗せて走ることはできないが、雰囲気は十分に楽しめる。このアイテムに合わせて外装を本物のトゥクトゥクっぽくギンギラギンに飾り付けたら、目立つこと間違いなし。オプションで3面をカバーする幌も販売しているため、仕事や遊びで使いたいならぜひ一緒に付けたいところ。

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