4)キャンピングカーには、どんな装備があるの?
正に「走る家」なので、生活に必要な最低限の装備があります。前述のベッド、水回り、調理設備以外にも、例えばサブバッテリー。これはエンジンルームにあるメインバッテリーとは別に居住区用に備えているもので、エンジンがかかっていなくても照明や冷暖房、テレビなど各種電気製品などが使える様になっています。
冷蔵庫もサイズは様々ですが、装備されていると旅先で買った要冷蔵のお土産や、シカっと冷えたビールなども入れておけます。この他にもキャンピングカーのサイズやレイアウトにもよりますが、トイレやシャワーまで、ちょっとしたビジネスホテルの一室の様な装備のキャンピングカーもあります。
私なんぞも、たまに「防妻シェルター」として避難、しばらくは引き籠っても全然大丈夫なので、本当にキャンピングカーがあって良かった、寿命が延びた! と思っています。
5)キャンピングカーって高いの? 維持するのにお金がかかるの?
キャンピングカーは色々と誤解されやすいのですが、特に多いのが、お金持ちでないと買えない、買ってもお金がかかる・・・・・・という費用関係のものです。これも結論から申しますと「大間違い」です。
勿論、観光バス並みのサイズの輸入キャンピングカーなどは目が飛び出る程に高いですが、最近人気の軽キャンピングカーなどは、ベーシックな軽バンベースなら、その装備にもよりますが、価格が100万円台からあります。標準的なキャブコンも、街中を走っている高級普通車と同じか安い位です。
また維持費も自動車税は排気量により2割程度安くなり、重量税も重さによって異なりますが、2000kg以下の場合だと半額くらいで済みます。高速道路もトラック並みにデカいのに普通車料金。駐車場も標準的なキャブコンなら高さ制限がなければ2m×5mに入るので、普通車エリアに駐車できます。とまあ、これまでのキャンピングカーに対する認識が、多少は変わったのではないでしょうか?
非日常的な体験ができる上に、費用的にもそんなにビックリする程でなければ、憧れだけでなく是非一度、購入を検討されても無駄にはなりません。
昨今の新型コロナウイルス感染症でも、公共交通機関よりも「3密回避」という点では「走る閉鎖空間」であるキャンピングカーは有利で、疲弊した経済にも貢献する「経済協力車」になる可能性があります。また、災害時には、3密になってしまう避難所代わりにもなります。
『やっぱりキャンピングカーが欲しい!』ですね。
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日本RV協会
https://www.jrva.com/kiso/type.html