夏休みのキャンプは山か海、どっちへ行く?
「さあ、キャンプへ出かけよう!」と思ったときに、最初に悩むのが行き先。とくに夏休みは「避暑地へ行きたいけれど、海水浴にも行きたい…」と欲張りがちなので、悩めば悩むほど、どこに行けば良いのかわからなくなってしまいます。
でも日本で海水浴も楽める避暑スポットを探すのは、なかなか難しい話。そこで今回は「山キャンプ」と「海キャンプ」の魅力とそれぞれの注意点を紹介。両方の特徴を比較して、どちらに行きたいかをじっくりと考えてみてください!
涼しく過ごせるのが「山キャンプ」の魅力
山キャンプの魅力は、なんといっても涼しいこと。標高が高くなればなるほど気温が下がるので、日中でも気持ちよく過ごせます。林間のキャンプサイトであれば、木々が日差しを遮ってくれるので、さらに涼しく過ごすことができます。
山キャンプでのアクティビティは、山歩きや自然散策です。木々に囲まれたハイキングコースをのんびり歩けば、きれいな景色が望めるだけでなく、森林浴でリラックス効果も得られます。また野草や野鳥も多いので、都会では見ることのできない動植物にも出会えます。
そして夏は、カブトムシやクワガタなどの昆虫採集が楽しめるのも山キャンプの醍醐味です。コナラやクヌギの雑木林があるキャンプ場なら、わざわざ遠くまで出かけなくても、昆虫採集が楽しめます。
「山キャンプ」の夜は冷えるので注意
涼しく過ごせるのが山キャンプの魅力ですが、その半面、朝晩は思いのほか寒くなることもあります。街中で過ごす感覚でいると、標高によっては寒くて震えてしまうこともあります。ですから、夏でも必ずジャケットやトレーナーなどの防寒着を持参しましょう。
緑に囲まれたキャンプ場では、自然の地形をできるだけ活かして、キャンプサイトを作っているところもあります。そんなキャンプ場では、サイトにも木々が多いため、慣れていないとテントやタープの設営が難しくなることも。そんな環境での設営に自信がない人は、キャンプ場のホームページなどで、あらかじめサイトの雰囲気をチェックしておきましょう。