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「GT-R」「86」「インプレッサ」がド肝を抜かれるマシンに! ワークスが「採算度外視」で作った超本気モデル5台

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: ダイハツ、Auto Messe Web編集部

メーカー公認の高品質なチューニングモデル

 メーカー自らが手を入れたカスタマイズモデルは非常に多く存在していて、中には純正のオプションパーツを標準装備しただけというお手軽なものから、メーカー(もしくは直系ブランド)だからこそ造れたと言えるスペシャルなモデルまで幅広い。

 そこで今回は、メーカーが本気を出して作り上げたチューニングモデルを紹介。なかには採算度外視と思えるものや、個人が同じ仕様を作ったらいくらかかるか分からないといったものまでさまざまだ。

1)NISMO 400R

 R33型スカイラインGT-Rをベースに、モータースポーツ専門会社であるNISMOがレース経験、スポーツオプション開発経験をフルに注ぎ込んで作り上げたのがNISMO 400Rである。

 GT-Rよりもさらに拡大されたフェンダーに専用の足まわりやホイールを組み込んだ見た目にも圧倒されるが、特筆すべきはやはり心臓部。RB-X GT2と名付けられたエンジンは、RB26DETTをベースに2771ccまで排気量を拡大。N1タービンや強化アクチュエーター、大型インタークーラーなどを備え、最大出力は400PS/47.8kgf・mを叩き出すチューンドマシンだった。

 変更点を上げればキリがないほど手が加えられたこのモデルは、1995年に限定99台が1200万円という価格で販売され、実際には55台が生産されただけという幻のロードゴーイングチューニングカーなのだ。

2)86 TRD 14R-60

 2014年にTRDブランドでもお馴染みのトヨタテクノクラフト(現:トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)の創立60周年を記念して100台限定で販売されたコンプリートモデルが14R-60だ。

 このモデルはやみくもにパワーを求めるチューニングではなく、空力と軽量化に主眼を置いたものとなっており、エンジンはノーマルと同じものが搭載されている(スポーツエアフィルターや専用マフラーは備わるが)。

 その代わり、専用のエアロパーツやカーボンに置き換えられたルーフパネル、マグネシウム鍛造ホイールなどを備え、リアシートは取り払われて2シーター化。フロントシートもフルバケットシートが2脚で遮音材も省略されるなど、さながらレーシングカーの様相。

 さらにボディ補強に機械式のLSD、専用車高調整式のサスペンションはもちろん、アーム類からブッシュまで強化品がおごられていた。ここまで手が加えられていながら630万円という車両価格は決して高いものではないだろう。

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