クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • 未分類
  • 「GT-R」「86」「インプレッサ」がド肝を抜かれるマシンに! ワークスが「採算度外視」で作った超本気モデル5台
未分類
share:

「GT-R」「86」「インプレッサ」がド肝を抜かれるマシンに! ワークスが「採算度外視」で作った超本気モデル5台

投稿日:

TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: ダイハツ、Auto Messe Web編集部

3)スバル インプレッサ 22B STI version

 当時、世界ラリー選手権(WRC)で3連覇を成し遂げたインプレッサWRC97のイメージをロードカーに落とし込んだスペシャルモデルがインプレッサ 22B STI versionだ。

 WRカー譲りの大きく張り出した前後ブリスターフェンダーや、エアロパーツはまさに本物を思わせるもの。それだけにラリー用のホモロゲーションモデルと思われるかもしれないが、このモデルはあくまでラリーカーをイメージしたカスタマイズカーとなっている。

 搭載されるエンジンは実際のラリーカーとは異なり、2212ccにボアアップされたEJ22改と呼ばれるものが搭載され、パワーこそ当時の自主規制値である280PSのままだったが、フラットかつ高トルクを実現。それに合わせて駆動系も強化されたものが搭載されていた。

 このモデルは400台限定で、価格は500万円となっていたが、あっという間に完売。現在はそのときの2倍以上の価格で取引されるプレミアムカーとなっている。

4)ホンダ シビック MUGEN RR

 2007年9月に限定300台でリリースされたシビック MUGEN RRは、FD2型シビックタイプRをベースに究極のFFスポーツパフォーマンスを目標として作られたモデル。専用パーツは1台1台手作業で架装される本格的なチューニングカーだ。

 エンジンは専用カムシャフトと吸排気系などでNAながら+15PSの向上を実施。カーボン製のフロントバンパーやリアウイング、レカロ社製のカーボンシェルバケットシート、アルミボンネットなどで15kgの軽量化を果たしている。

 さらに大型ディフューザーやフロントアンダーパネル、可変リアウイングを装着し、レーシングカー並みのマイナスリフトを実現しているのだ。

 価格は455万円(税抜)とベース車よりも200万円近く高額となっているが、これも同様の仕様を作ろうとすれば200万円では到底実現不可能な内容と言える。

5)ダイハツ ブーンシルク
スポルザリミテッドパッケージ D-tune edition

 最後は番外編となるが、現在ダイハツの普通車のボトムラインを担っているブーンに設定されていたD-tune editionをご紹介しよう。

 これは、東京オートサロンなどで参考出品されて話題を集め、市販されたスポルザリミテッドパッケージにプラスされたもので、CVTのファイナルギヤを約20%ローギヤ化し、街乗り速度域での加速性能を向上させたもの。これにより、0~40km/hの発進加速を時間で約8%、40~80km/hの加速を時間で約10%短縮しているのだ。

 X4があった初代に比べ、地味な印象のあるブーンではあるが、ファイナルギヤに手を加えるというのはまさにメーカーならでは。ハードなチューニングではないが、こういったものも存在していたのである。

12
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS