災害時の避難場所にもなり得るクルマ
コロナウイルス禍の影響で「災害の際に三蜜の恐れがある避難所への避難は避けたい」ということもあり、車中泊に適したミニバンへの注目が高まっているようだ。ここではいくつかの要素から車中泊に適したミニバンを挙げてみたい。
悪路走破性 デリカD:5
災害時に道路状況が悪くなった際に悪路走破性の高いミニバンは有難い。この観点であれば「ミニバンに軸足を置いたSUV」と言えるデリカD:5が真っ先に選択肢のひとつとして上がる。
デリカD:5はSUVに匹敵する高い悪路走破性だけでなく、2列目シートがベンチシートになる8人乗り仕様なら、シートのフルフラット機能に加えシートの厚みもある方なので寝心地がいい点も魅力だ。
寝やすさ フリード+
手中泊の際の寝やすさを重視するならマットを敷く前提でフラットなスペースが広いクルマが欲しい。
この点を重視するなら5人乗りの2列シートミニバンとなるが、フリード+は2列目シートを前方に倒しボードでラゲッジスペースとつなぐと、ボディサイズの割に広いフラットなスペースが出現する。
さらにこの状態だとラゲッジスペースの下側が荷物置き場として使えるので、荷物の整理がしやすい点も嬉しい