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車種も機能も充実「よりどりみどり」状態! 日本の自動車メーカー8社の福祉車両最前線

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TEXT: 矢田部明子  PHOTO: Auto Messe Web編集部,トヨタ,マツダ,日産,ホンダ,三菱,スズキ,スバル,ダイハツ

スバル トランスケア

 インプレッサやSUBARU XVなど、ベース車両がSUV系などファミリーカー以外の車種からも選択出来ます。その中でも、ベース車のグレードやオプション(一部は不可)を自由に選べるなど様々なユーザーのニーズに応えられるようになっています。

 ベースとなる車両と乗車定員が変わらないなど、介護や福祉目的だけではなく普段使いも出来、運転の愉しみと介助の両立を叶える福祉車輌がラインナップされています。

 

 シートが電動により回転するウイングシートや、自操式の運転補助装置の設定があるのも特徴です。 

ダイハツ フレンドシップ

 タントをはじめ、ダイハツの福祉車両はすべて軽自動車です。ユーザーに寄り添った福祉車両をコンセプトに、小回りが効く軽自動車がラインナップ。普段使いも可能で、カラーは標準車と同様でグレードも幅広く選択できます。

 ウェルカムターンシート(回転シート車)や、乗降時にしっかり握れて安定するラクスマグリップといったダイハツ独自の技術は理学療法士や大学教授と産学連携で開発したもので、実際の高齢者の動きを科学的に分析して開発されています。

 標準車と福祉車の間を埋める存在として、回転シート車などを介護度の低い段階から使える車両も設定されています。

 いかがでしたでしょう?それぞれのメーカーによって、コンセプトや機能に違いがあります。独自の技術を搭載している福祉車輌も多いので、自分のライフスタイルに合った福祉車両を選ぶための参考にしてみて下さい。

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