運転中にズレてしまいペダルに挟まる可能性も
新車購入時、ほとんどオプションをつけないといっても「フロアマット」だけは選ぶという人は多い。カーペットタイプを使っているドライバーが多いが、アウトドア派や業務用途ではゴムマットを愛用しているユーザーも多い。いずれにしてもノーマット状態で使っている人はかなりの少数派だろう。
なぜなら、クルマのフロアに敷かれているカーペットというのは簡単に取り外すことができず、汚れてしまっても洗うことは難しいからだ。
どうしても靴底についた汚れを車内に持ち込んでしまうため、ワンタッチで外せるフロアマットを利用することで車内清掃をイージーにしておくことは、当たり前のこととしてほとんどのユーザーに認識されている。
しかし、フロアマットは正しい使い方をしないと事故の元になってしまう。純正品のフロアマットであれば車体のフロア形状にぴったりで、固定用フックも利用できるが、汎用品のマットでは運転中にズレてしまい、ペダルに挟まるなどしてブレーキが踏めなくなったり、アクセルが戻らなくなったりすることがある。そのためフロアマットを重ねて使うのもNGだったりするのだ。