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中身は「最新」見た目は「レトロ」! いまワーゲンバスやステップバン化も可能な「顔チェンジ」が流行中

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: Auto Messe Web編集部

古臭いデザインがオシャレで人気急上昇!

 クルマのカスタマイズ手法にもさまざまなジャンルがある。中でも近年注目されているのがフェイスチェンジだ。その名の通りクルマのフェイス(サイドやリアもまとめて変更するケースもある)をそっくり変更して、オリジナルのクルマに変身させる手法だ。

 アメリカなどではベースとなるシャーシに別のクルマのボディを載っけたり、旧車のレプリカを作って設置するなど、古くからあるカスタム手法だ。 しかし日本で近年盛り上がっているのはFRPを使ったパーツをベース車のフェイスにすっぽりと被せて変身させる手法。ボディのカットや加工などを伴わないので、比較的手軽に行えるカスタム。

 そんなフェイスチェンジの潮流の中でテーマとしてもてはやされているのがレトロなデザインのフェイスチェンジだ。 現代のクルマのデザインでは飽き足りなくなったユーザーが、現行車には無いレトロなテイストを求めてカスタムする例が少なくない。

 これまでのボディカスタムのようにヘビーなカスタムユーザーだけでは無く、女性ユーザーやカスタム初心者にも注目されるジャンルになっているのもレトロテイストのフェイスチェンジの特徴と言えるだろう。

 代表的な例は軽バンをフォルクスワーゲンのタイプ2のようにモディファイする手法だ。丸目のヘッドライトや丸く張り出したボンネット、メッキバンパーなど、現代のクルマには無いカワイイデザインがあちこちに込められているのが特徴だ。

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