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サーキットの「名物」が消えた! 最近ヘッドライトの「テープ貼り」を見かけないワケ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 米澤徹、Auto Messe Web編集部、BMW、JAGUAR LAND ROVER

「不要論」に対するサーキット側の見解

 ではサーキット側はどう考えているのだろうか。数々の公式レースが開催されるスポーツランドSUGOでに聞いてみた。

「今はほぼ見かけませんがガラス製のヘッドライトのみ、飛散防止のテーピングをお願いしています。樹脂製も割れて飛び散ることはありますが、ガラスよりはるかに危険性が低いことから、テーピングなしで走行してもOKという考えです。モチロン樹脂製の灯火類にテーピングするのがダメ、というワケではありません。念には念を入れて貼っておきたい、という考えの方も少なからずいらっしゃると思います」。

 さらにリーズナブルな料金で知られるリンクサーキットも同様で、樹脂製であれば走行に際しテーピングの必要はない。ただしフリー走行より接触の可能性があるレース形式で、自社で主催する場合は材質を問わず灯火類へのテーピングを必須としているそうだ。

 このようにサーキットやイベントの内容または主催者によって、現在も灯火類のテーピングを必須にしている可能性があるし、ゼッケンの貼り付けや簡易的な補修などテープの使い道は多い。

 なのでテープを持って行く必要性は変わらないし、もしガラス製のヘッドライトであれば今も昔もテーピングは必須。

 その際はガラス部分だけに貼るのではなく、テープの端が必ずボディ側までかかるようにしないと、飛散防止という本来の目的が果たせないので注意したい。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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