新しい生活様式に合わせて土日のみオープン
SUBARUのモータースポーツやカスタマイズパーツ、コンプリートカー開発などを担うスバルテクニカインターナショナル(略称、STI)を知らないというスバリスト(スバルファン)はいないだろう。そのSTIの本拠地に隣接しているのが「STIギャラリー」と呼ばれる施設で、STIの歴代マシンやパーツなどを間近に見ることができる場所として、スバリストなら一度ならず何度も訪れたい聖地となっている。
現時点での常設展示としてはSTIにWRC初勝利をもたらしたレガシィRSなどのモータースポーツ車両が中心で、多数のトロフィーも展示される。中には手に取って記念撮影可能なものもあるというのはファンにとって一生の記念になりそうだ。実際、海外から訪れたるファンも多く、ゲームの中でしか知らなかったSTIの伝説的コンプリートカー「インプレッサ22B STI Version」をじっと見つめ感涙するスバリストも少なくないそうだ。
そんなSTIギャラリーは新型コロナウイルスの影響でしばらく閉鎖されていたが、2020年7月1日より営業再開している。新しい生活様式に合わせて入場者数を制限するなどしているが、貴重なマシンへの乗り込み体験などはスタッフの消毒作業などにより対応可能となっているのは嬉しいところ。
なお、そうした対応の関係もあり、当面は営業するのは土日のみ、営業時間は10時〜17時となるという。ちなみに、入場料は無料だが、駐車場は用意されていないので、公共交通機関を利用するなどして訪れたい。