エンジンの真髄へ踏み込むことも
エンジンチューニングのメニューはその他にも多数ある。エンジンのシリンダー径(ボア)を拡大するボアアップ。オーバーサイズピストンを組み込み、排気量アップが実現できる。ただしシリンダーは限られたサイズなのでボア径をどこまで拡大できるかはベースのエンジンによって決まってくるので要注意。またポート研磨なども定番メニュー。吸排気の流れをスムーズにし、効率を上げることができるのだ。
周辺パーツを使ったチューニングに飽き足りなくなったらエンジン内部のチューニングも実施してみると良いだろう。 純正にはない目の覚めるような走りを実現できるエンジンチューニング。自分に合ったメニューを利用して愛車をもっと魅力的にグレードアップしよう。
ただし、いずれのエンジンチューニングも耐久性や燃費などとトレードオフの関係になることが多い。チューニングしたクルマは純正状態のように乗りっぱなしでは無く、しっかりメンテナンスして付き合っていくことが必要なのは知っておくと良いだろう。