本体がWi-Fiスポットになる！　無類のエンタメ機能を手に入れた最強カーナビの完成形

『AMW編集部』

4年前

“オンライン化”を掲げる新世代サイバーナビ

　近年のハイエンドカーナビに求められるのは、高精度なナビゲーション性能はもちろん、車内のエンタメ機能までを幅広くカバーする多機能ユニットであること。これまでカーナビという市場において常に最高性能を追求し、実現してきたモデル、それがパイオニアカロッツェリアのサイバーナビだ。

　最新型では“オンライン化”というほかにはない機能を加えることで、カーナビの新たな魅力を引き出した新世代のモデルへと進化。車内環境が一変するほどの革新的なカーナビとなっている。

バツグンのナビ性能に磨きがかかる

　ドライブシーンを考えた時、サイバーナビの魅力はとにかく幅広い。例えばファミリーで海へ出かけるシーンを想定してみることにしよう。

　まずは基本機能であるナビの性能が抜きんでている。その代表例が「スーパールート探索」。これはナビ本体だけでは処理できない膨大な情報を利用し、サーバー上でルート探索をさせるというもの。都心部の渋滞を巧みに回避し、最短で目的地に到着できるという、ほかのナビでは提案できないルートを設定してくれるので運転するパパや家族のイライラも最小限で済み、思いっきりレジャーを満喫できるのだ。

　加えてサイバーナビの最大の特徴であるオンライン化が新しいドライブ体験を実感させてくれる。サイバーナビはドコモの車内向けインターネットサービスである「docomo in Car Connect」に対応。

　付属（DCモデルのみ）のネットワークスティックを使ってサイバーナビをインターネットに接続することができるのが特徴だ。しかもこのネットワークは常時接続可能で、制限無しの使い放題（購入1年目以降は有料）なのも魅力。

スマホでパソコンでWi-Fiを使い放題

　そんなネットワークを使った機能でもっとも身近に感じられるメリットが、サイバーナビをWi-Fiスポットとして利用できるということ。自宅にいる感覚でスマートフォン本体で動画を楽しんだり、パソコンを繋げてメールチェックはおろか、いざとなればweb会議だってすることができる。「車内でWi-Fiが使い放題」それがどんなに快適なことか簡単に想像できるだろう。

　また「docomo in Car Connect」のネットワークを使い、Amazon「Fire TV Stick」を利用することができ、サイバーナビにHDMI接続すれば「prime video」などの多彩な映像コンテンツを楽しむことだって可能だ。

　さらに「ストリーミングビデオ」機能も搭載され、サイバーナビの大きな画面でYouTubeを視聴することができる。YouTubeはバックグラウンドで再生できるので、本体画面には地図情報を表示しつつ、BGMとしてお気に入りのチャンネルを連続再生することも可能。

　オンライン化に伴うもうひとつの注目機能が「レコーダーアクセス」だ。これは文字どおりサイバーナビから（スマホのアプリ経由で）自宅のレコーダーにインターネットを介してアクセスできるもので、例えばレコーダー内に録り貯めたTV番組を、サイバーナビの画面で視聴可能。

　自宅に複数の対応レコーダーがあれば切り替えて使うこともできる。またレコーダー内蔵のチューナーを経由して、通常カーナビでは視聴できないBS/CS放送を楽しむという使い方も可能だ。

リアルタイムの情報で素早く確実に目的地へ

　そして真骨頂といえるナビ機能において、お出かけの際の目的地周辺で役立つのが「駐車場満空情報」や「ガススタ価格情報」だろう。こちらもリアルタイムの情報が手に入るので、目的地周辺に着いてから空き駐車場を探して彷徨ったり、ガソリンスタンド探しで困るようなことはなくなるだろう。どちらの機能も料金まで表示されるという充実ぶりだ。