エンジン内部まで手が入る本格改良を実施
2010年代、国内4メーカーがこぞって投入したクォーター(250cc)スポーツモデルにより、この市場は多くのユーザーに支持された。ホンダもタイで生産されていたフルカウルの単気筒モデルCBR250Rをラインナップしていたが、2017年により本格的なスポーツモデルとして国内市場に投入したのが、この2気筒エンジンモデルを搭載するCBR250RRである。
鋼管トラス構造フレームに倒立フロントサス、そして左右非対称のアルミスイングアームにプロリンクサスペンションを装備。LEDデュアルヘッドライト、LEDウインカー、LEDテールランプはもちろん、さらに「スロットルバイワイヤシステム」を250ccモデルで初めて採用するなど、先進システムも採用したモデルであった。