軽カークラスでトップを争った一台
◆オーナー:かがわひろあきさん(京都府)
◆車両:HA22S アルトワークス(4WD)/2000年式
この日、ライバルのHA36SアルトターボRSと軽自動車クラスにおいてトップ争いを演じていた一台がこのかがわさんのアルトワークス。1本目のトライではクラス1位のタイムを叩き出していたが、2本めで惜しくも逆転され2位に。
かがわさんは、JMRC近畿ジムカーナのミドル戦やG6ジムカーナに長年出場し続けている軽カージムカーナベテラン選手のひとり。じつはアルトワークス以外にも競技仕様のミラバンも所有。
クルマの仕立ては普通車にも負けない競技車両がテーマ。「2年前に友達が結婚するために引き取って欲しいとのことで手に入れました。4WDのオープンデフです(笑)。アルトワークスなんですけど、バンの顔をしているところが可愛くて気に入っています。オサムファクトリーさんの練習会は初心者の方をメインにされていて、講師の方々も気さくで、分からないことも親切に教えてくれます。みなさんも一緒に広い場所で思いっきり楽しんで練習しましょう!!」。
【主な改造ポイント】
◆外観:ほとんどノーマル(バン顔)
◆タイヤ:ゼスティノ(165/55R14)
◆足まわり:車高調 KCテクニカ
◆吸気系:エアクリーナー KCテクニカ
◆排気系:エキマニ&マフラー KCテクニカ
◆駆動系:オープンデフ
◆シート:レカロ
◆ハーネス:プレジャーレーシングサービス製
令和元年にアルトからスイフトに乗り換え
◆オーナー:三木謙一さん(大阪府)
◆車両:ZC33S スイフトスポーツ/2019年式
長い間、旧規格のアルトワークスでジムカーナ競技に出場していたが、令和元年にスイフトスポーツに乗り換えた三木さん。将来的には全日本ジムカーナにも出場できること、家族が乗れて使い勝手が優れていることが理由でスイフトスポーツを購入。
現在はジムカーナ車両PNクラス仕様でいわゆるチューニングはできないレギュレーションだが、街乗り程度なら十分過ぎる速さが魅力だと話す。
「自慢は足まわりです。ITOというブランドなのですが、全日本ドライバーの方がやっているショップを先輩に紹介してもらいました。そもそもスイフトスポーツのデータを豊富に持っているショップの足なので、組んだ直後から余計なことをしなくても素直に走ります。今後はサイドターンの精度を上げて、雨対策をして行きたいと思っています」。
「ジムカーナは車両さえつくれば、まずクルマを壊すことも少ないと思います。私のように家族持ちのサラリーマンでもできるので長くモータースポーツをやりたい人にはお勧めできます。最近は公式戦でもATやレディースクラスもありますしハイブリッドのプリウスで出場されてる方もいらっしゃるので是非参加してみてください」。
【主な改造ポイント】
◆外観:ノーマル
◆タイヤ:ダンロップ ディレッツァZⅢ
◆ホイール:エンケイ
◆足まわり:ITO
◆ブレーキ:itzz(ウインマックス)
◆シート:レカロ製セミバケットシート
悲しいが、処分をそろそろ検討中!?
◆オーナー:中村裕二さん(大阪府)
◆車両:BD-5 レガシイ(RS)/1997年式
地元大阪からエントリーとなる中村さんの愛車は平成9年式といういまから20年以上も前の車体。セダンタイプのBDレガシーのRS。BC/BF系の初代レガシーに続く、2代目のBD/BG系である。
言うまでもなく愛車の好きなポイントは見た目(とパワー)。しかし、残念ながら近い内に、このクルマを手放すことを考えているのだとか。
「今後の予定は処分ですかね……。改造箇所を純正部品に交換していっています。ジムカーナはタイムこだわらず、楽しく遊び、また、クルマの危険な挙動に対してのよい練習になりますね」。
【主な改造ポイント】
◆足まわり:純正(処分するため)
◆ブレーキ:エンドレス6POTキャリパー
◆吸気系:ゼロスポーツ
◆駆動系:カーツ リアデフ
◆補強系:各種
◆ターボ:パワーエンタープライズシーケンシャル
◆コンピューター:加美タイヤオリジナル
◆冷却系:アルミ3層ラジエター、オイルクーラー
◆シート:レカロ
◆メーター:デフィ