バッテリー電圧計
ところでクルマで照明を使っていて心配なのはバッテリーの上がりだ。エンジンを止めた状態でヘッドライトを付けっぱなしにしていると3〜4時間程度でバッテリーが上がることもある。そこでアウトドアで利用するLEDランプは消費電力の低いアイテムを選んでおきたい。
例えば30Ahのバッテリーを使っている場合、5Wの消費電力のLEDランプを使った場合、単純計算では5W÷12V=0.41A 30Ah÷0.41A=73.1時間と73時間程度の連続利用が可能だ。ただしバッテリーの劣化などもあるのでそれよりも早い時間でバッテリー上がりが起きると考えておいた方が良いだろう。
そんなバッテリー上がりを事前にチェックするには電圧計を付けておくのも良いだろう。シガーソケットに設置する簡易的なアイテムに加えて、OBD2のコネクターに接続する機器もあるので要チェックだ。例えばピボットのものにはバッテリー電圧の他にも水温や回転数などクルマの各種情報を確認できるものもあるのでメンテナンスの目安としても使えるだろう。
ちなみにバッテリーはエンジン停止時に12.5V程度あればほぼ正常、それを下回るとセルのまわりが悪くなりエンジン始動が困難になるケースが出てくる。低電圧になっている場合は補充電するか、それでも回復しない場合には交換することになる。
使い勝手の良いLED照明を用意してアウトドアにでかければ、早朝から夜間まで、フルタイムでアウトドアレジャーを楽しめる。アウトドアレジャー向けの車載アイテムのひとつとしてお気に入りのLED照明を用意してみてはいかがだろう。