【ブレーキキャリパーカバー】
フェイクパーツの代表格といえるのが、ブレーキキャリパーカバー。チューニングカーの大型ブレーキを模したカバーは、ポン付けでスポーティな足まわりを演出できる人気パーツだ。
装着する際に注意したいのは、ちゃんと固定できるのかというコト。それさえクリアすれば振動で脱落する心配もなく、ローコストで迫力のルックスに仕上げるコトができる。
もちろんカバーは見た目だけのファッションパーツなので、激しいスポーツ走行には不向き。熱がこもるとブレーキ性能が落ちるので、あくまでストリート用と割り切ってもらいたい。
【マフラーカッター】
純正マフラーの出口に装着することで、まるでマフラー交換したかのようなディテールが演出できるフェイクパーツ。エアロ装着時にルックスを整える専用品など、各種アイテムがラインアップされる。純正マフラーが片側1本出しでも、左右出しマフラーのように演出できるダミーマフラーも人気で、高価な専用マフラーじゃなくてもドレスアップは実現可能だ。
閑静な住宅街に住む人やハイエンドオーディオを追求する人など、マフラーを交換したくない人にとってマフラーカッターは便利なドレスアップパーツとなっている。
【フェイクステッカー】
ドレスアップと防犯効果を兼ね、オシャレな英字のセキュリティステッカーを貼るのがかつて流行った。今ならドライブレコーダーの搭載をアピールする『後方録画中』という意味の英字ステッカーを目にすることが多く、ドレスアップではなくとも人気のお手軽カスタムといえるだろう。
もちろん実際にドラレコを搭載していなくても、後方への録画アピールはあおり運転の抑制に効果的。たかがステッカーとバカにできない存在感を放ってくれるのだ。