3)キャンパー泣かせの虫も外にいるよりは防げる
虫です。アウトドアですから、ブ~ンといて当然。いなかったら、それは農薬ドバっと散布されている? とかで不安になります。そうです。アウトドアに虫はつきものです。しかし、わかっちゃいるけど・・・ではありませんが、煩わしい存在です。
特にご婦人方には評判が悪く、時には黄色い声ならぬ、黄土色の悲鳴がこだましたりします。この虫がいるからというだけで、アウトドアについて来ない奥様方もいます。男の私でも、車外に出た途端に「美味しそうな人間が来たぁ~!」と、腕や足に500円玉クラスのアブがピタッととまった時は、思わず「げげげげ~っ!」となります。
通常のキャンプですと、スクリーンテントなどを使いますが、それでも「野郎・・・どこから入ってきやがった!」と虫の侵入があるのですね。きゃ~っという悲鳴で済めば、まだ良いですが、暑いので半パンで外にいると、暫くすると足が蚊の攻撃でパイナップルみたいになっちゃう事もあります。
そんな時でも、キャンピングカーの中にいれば安心・快適です。勿論、たまに車内に虫の一匹や二匹は入ってきますが、外にいるよりは防げます。奥様には防虫室となったキャンピングカーで、快適にお過ごし頂き、ご主人も虫のイライラのトバッチリを受ける心配もありません。
4)家のベッドと同じくらい快適な睡眠ができる
キャンピングカーには本格的なベッドがあります。広く、フラットで、それはそれは安眠できます。勿論、通常のキャンプでも快適なマットやコットなどもあり、熟睡できるものをありますが、やはり私はキャンピングカーのベッドが好きです。
普通車の車中泊だと、どうしてもフラットシートにしても凸凹があり、車中泊専用マットを敷いても、寝心地がイマイチな時があります。くるま旅では、安眠・熟睡が非常に大切になってきます。寝不足は昼間の運転に悪影響を与えます。
もはや快適かどうかのレベルではなく、命にも関わってきます。命といえば普通車の車中泊だと、エコノミー症候群になってしまう恐れもあるから、これは要注意です。寝心地の良いベッド、家のベッドと同じくらい快適な睡眠ができるベッドがあれば、多少のオヤジのイビキがあっても寝られるもんです。
5)自由気ままにアウトドアが楽しめる!
最後の「自由気まま」は、これまでの4つにも関わってくるポイントです。キャンピングカーの何が良いかというと、「自由気まま」な事。アウトドアを楽しんでいても、好きな時に、車内に入ったり、車外に出たりと自由自在です。
目一杯、自然の中で、自然に浸る事もできれば、雨や雷があった場合などは、車内に逃げ込む事もできますし、バタンキューしたい時には、そのままベッドに潜り込んで眠り込む事もできます。逆に言うと、いつでも好きな時だけ車外に出られるので、普段は車内でまったりしていれば良いという事になります。この自由気ままな楽しみ方は、一度やると止められません。
昔、アウトドアの猛者が「不自由を楽しむのがアウトドアだ!」と豪語していましたが、確かにそれはアウトドアの醍醐味でもありますが、世の中、猛者ばかりではありません。まったり快適に自由気ままにアウトドアを楽しむのも良いですね。どちらを選ぶ事もできるのもキャンピングカーならではですね。