【トヨタ・マークX+Mスーパーチャージャー】
2019年末にマークII時代から数えると51年もの歴史に幕を閉じたマークX。そんな最後のマークXをベースにモデリスタがスーパーチャージャーをドッキングさせたのが、+Mスーパーチャージャーだ。
3.5リッターのV6エンジンに専用スーパーチャージャーをプラスすることで、360PS/50.8kgf・mというパワーを実現。
下手なチューニングカーよりもハイパワーなこの車両は都内の首都高を中心に複数台配備されているが、その異様なオーラから覆面パトカーでありながらその存在がバレバレという状態になっている。とはいえ、その存在感が抑止力に繋がるのであれば、それもまたアリと言えるのかもしれない。
【スバルWRX S4】
過去にはインプレッサWRX STIがパトカーに採用されたこともあるスバル。さすがにWRXのSTIは採用されていないようだが、FA20ターボを搭載したWRX S4は何台かパトカーに採用されている。
そのなかでも最近、埼玉県警に配備されたWRXは、あのスバルの代名詞であるWRブルーパールをまとっており、一見するとただのクルマ好きにしか見えない。現状はフルストック状態だが、STIやニュルブルクリンクのステッカーが備わっていれば熱心なスバリストを装えるので、もしステルス性を上げたいのであればぜひ参考にしていただきたい。
今回はハイパフォーマンスなパトカーをご紹介したが、実はパトカーの代名詞でもあるトヨタ・クラウンも、高速隊に配備される3.5リッター仕様は315PSを誇っており、R33GT-RやWRX S4をも上回るパワーの持ち主だったりするので、甘く見るのは禁物である。