【カロッツェリア】
カロッツェリアも「楽ナビ」や「サイバーナビ」で一時停止や制限速度を案内すほか、高速道・有料道の入口、あるいはSA/PAから出発する際に音声と画面表示で逆走の注意喚起を行います。
サイバーナビでは、逆走を始めた場合でも警告して危険を知らせます。さらに右左折専用レーンや一時停止の案内を行うほか、教育施設案内、踏切の手前、夕刻時のライト点灯などを音声で知らせてくれるのはパイオニアならではの機能と言えます。
また、サイバーナビの機能で特筆すべきなのが、通信機能を使った音声での目的地検索機能です。多くの場合、目的地はメニューを起動してカテゴリーごとに絞り込む作業が必要ですが、この機能を使えば行きたいところ、たとえば「近くのラーメン屋」「近くのコンビニ」と音声で入力するだけで候補がリストアップされます。これは走行中でも使えるので、一度使い慣れるとその便利さに手放せなくなるはずです。
カロッツェリア「サイバーナビ」AVIC-CW910-DC
トヨタ車向け幅200mmのワイド2DIN型ナビ。7型HDディスプレイで地図や映像を高精細再生。通信サービス用ネットワークスティックを付属し、音声アシストやドライブ情報をリアルタイム受信可能。様々なドライブアシストに役立つMAユニットも付属する
カロッツェリア「楽ナビ」AVIC-RZ910
多くのクルマに取り付けが可能な2DINサイズのインダッシュ型ナビ。ディスプレイは高精細再生を可能にする7型HDで、操作メニューや案内でわかりやすさを重視したインターフェースを採用。オプションでドライブレコーダーとの連携にも対応している
【アルパイン】
アルパインの「ビッグX」シリーズも音声を活用した使いやすさを実感できる製品です。「ボイスタッチ」と呼ばれる機能がそれで、この機能は通信機能なしに音声操作で周辺の目的地を探したり、地図のスケールチェンジ、2画面表示への切り替えなどが行えます。
見逃せないのは、タイムラグがほとんどなく結果を出すので煩わしさをまったく感じさせないことです。もちろん走行中でも操作できるので、思いついたときに行きたい場所を即座に探し出せるのは便利ですね。また、画面上の操作でもアイコンが大型で高齢者にも優しいインターフェースとなっています。
アルパイン「ビッグX」EX11NX-NVE ※記事中の写真は旧型モデル
11型ディスプレイを備えたトヨタ「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」専用ナビ。大画面化は操作アイコンの大型化にもつながり、ボイスタッチ機能とも相まって使いやすさの向上に貢献。他にも車種に合わせた専用ナビを数多くラインナップする