着実にパラモトライダーを獲得中?
一般社団法人サイドスタンドプロジェクト(SSP)が、6月の袖ケ浦、7月の筑波に続き、3度目のパラモトライダー体験走行会を開催した。
その拓磨選手に再びバイクに乗ってもらおうと「Takuma Ride Again」と題したプロジェクトをスタートさせたこの2人が、拓磨選手と同じように、事故などで障がいを抱えてしまって、2輪車を諦めた人に再びオートバイに乗ってもらい、オートバイに乗る趣味を一緒に楽しんで行けるように応援する非営利支援団体である。
7月には2回目の体験走行会として筑波サーキットに場所を移して開催となった。この日の天候は雨模様だったものの、パラモトライダー初体験2名が加わり、合計3名がバイクを体験した。さらにこの会場には障がいを持つ7名が見学参加。そして、その筑波での見学者を集めての3回目のパラモトライダー体験走行会が、8月21日(金)、第一回目と同じ千葉県にある袖ケ浦フォレストレースウェイで開催となった。
そしてもう一人は、前田高豪さん。これまでの参加者と少し異なり、「脳動静脈奇形」という病名で足の自由が効かないという(足の感覚はある)。趣味の二輪レース中にサーキットで発症。車いす生活となってからは、一時神戸ビクトリーに在籍する等車椅子バスケットボールに取り組んでおり、今回たまたま青木拓磨選手のことを調べていてこの体験会を知り参加した。