油温計
つぎに油温計。
こちらもセンサーはオイルブロックに付くが、油温計はエンジン内部を流れてきて熱を多く奪ったオイルの温度からエンジンの状態を見るために付けるのが本来の使用法なので、センサーは熱いオイルが戻ってくるオイルパンにつくのが理想。とはいえ街乗りのクルマではエンジンの低い位置にセンサーを付けると段差等で引っかける恐れもあることからオイルブロックからの取り出しが一般的になっている。
追加メーターはたくさん付いているとカッコいいのだが、予算もあるし装着する場所の制限もある、そのため付けるメーターを絞らないといけないこともあるのだが、そんなときに油温計はどうするか?
最近のエンジンオイルは100度以上の高温になっても潤滑性や極圧性などはキープできる(高性能エンジンオイルに限定する話)ので、油温は水温と連動するので水温計が付いていればある程度の状況は想定できるので、水温計と油温計のどちらかが付いていればいいとも言える。
では油圧計と油温計のいずれかひとつを選びたい時は、前記したようにエンジンにとって重要なのは隅々までオイルを送る油圧なので、この場合は油圧計を選びたい。