初めて手動装置で首都高速を走行しサーキット入り
実際にこのHDRSでは、まず、一般道とは異なるサーキットでの走行も見据えた基本レクチャーを受けた後、先導車付きの走行でのコース体験走行を経て、3本のフリーの走行セッションが設けられている。
猪狩さんは積極的に走行をこなし、さらには、自身が使用しているものとは異なる伊・グイドシンプレックス社の運転補助装置の付いたホンダN-ONEに乗車、そして青木選手の運転するマーチ12SRでの同乗走行も体験した。
実はこの日、手動装置で初めて首都高速を走行し、サーキット入りした猪狩さん。「朝の高速初走行から焦りまくってましたし、このサーキットという場所も初めてで、最初はどうなることかと思っていましたが、すごくいろんなことを体験させてもらいました」。
「サーキットってルールが決まっていてそのうえで安全にすごいスピードで皆さん走っているってことを知りました。こうやって楽しめる環境が作られているんだってことを知れたことは良かったです。また青木選手の横に乗せてもらったんですが、私の知っている『クルマ』ではない動きでした」とコメントしてくれた。
初めて尽くしだった一日を笑顔で過ごした猪狩さん。これからも彼女のカーライフが充実していくことに期待したい。