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「サーキットの狼」第1巻に登場した懐かしのスーパーカー! 「デ・トマソパンテーラ」1/18スケールが京商より発売開始

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: 京商

芸の細かい京商が作ったパンテーラ

 大衆車からスーパーカーまで幅広い車種をラインナップする模型メーカーの京商から「1/18スケール デ・トマソ パンテーラ」が本日発売される。仕様違いの3台の情報が届いたのでお知らせしたい。

わずか8台しか製作されていないマシン

 ボディはイタリアのギアが手掛け、エンジンはアメリカのフォードV8エンジンを搭載する、伊米の合作車だったデ・トマソパンテーラ。なかでもレースに出場するためのマシンとして、1972年に登場したのがパンテーラGT4だ。京商製1/18スケールのパンテーラGT4

 京商では、ゼッケンなどが貼られていないロードモデルに仕立てたモデルを1/18スケールで再現。実車は市場には滅多に出てこない激レアモデルで、昨年の水色×黒に続き赤×黒の派手なカラーリングにムチムチ感のあるワイドタイヤなど迫力満点の仕上がりだ。価格は1万9000円(税別)。京商製1/18スケールのパンテーラGT4のリアビュー

THEスーパーカーなルックスを持ったGT5

 1980年から1985年まで生産がなされたパンテーラGT5。従来モデルと違う点は、フロントとリアのエアロダイナミクスを見直し、高速安定性を向上。タイヤは285/40 VR15(フロント)と345/35 VR15(リアタイヤ)で幅広タイヤを収めるためにフレアしたオーバーフェンダーとリアウィングが目立つ。

 インテリアも白いシートがラグジュアリーさを演出。エアコンの吹き出し口やラジオ、300km/hまで刻まれたスピードメーターなど、ドアからのぞき込む楽しさまで残してくれている。価格は2万円(税別)。京商製1/18スケールのパンテーラGT5のインテリア

ル・マンに参戦したパンテーラ

 赤×黒をベースにスポンサーステッカーを纏うパンテーラは、1972年のル・マン24時間に出場をしたマシンを再現。ドライバーは、ジャン-ピエール・ラフェッチ/ジル・ドンシュー組で、レース結果は総合16位(完走は全部で18台)の成績を収めた。

 エンジンルームに目を向けると、上記で紹介した2台とはまるで違う。ダウントラフトキャブレターに、タコ足のようなエキゾーストパイプなど、これぞTHEレーシングエンジンといった様相を再現している。価格は2万円(税別)。京商製1/18スケールのパンテーラGT4ルマン仕様のエンジンルーム

 3台は、フロントバンパー下にあるレバーを引くことで、リトラクタブルヘッドライトが開閉し、当時少年だった大人たちをワクワクさせる演出もなされている。フロントトランク、エンジンルーム、さらには左右のドアも開閉式だ。

 さすが、芸の細かい京商、サイドウインドウも前後にスライドするというのだからファンには堪らない。

【お問い合わせ先】
京商株式会社
〒243-0021 神奈川県厚木市岡田3050
お客様相談室 TEL 046-229-4115
月曜~金曜(祝祭日を除く) 13:00~18:00

【詳しくはこちら】
◆De Tomaso Pantera GT5 White (デ・トマソパンテーラ GT5 ホワイト)
https://dc.kyosho.com/ja/ks08854w.html

◆De Tomaso Panthera GT4 Red/Black (デ・トマソパンテーラ GT4 レッド/ブラック) https://dc.kyosho.com/ja/ks08853r.html

◆De Tomaso Panthera 1972 LM #32 (デ・トマソパンテーラ 1972 #32) https://dc.kyosho.com/ja/ks08855b.html

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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