あなたは大丈夫? BBQ場で見かける迷惑行為
アウトドアの楽しみのひとつと言えばバーベキュー! ですが、知らないうちに周りに不快な思いをさせていたり、自然を汚していたり、なんて事はないでしょうか?
家族や仲間と過ごす最高の夏の思い出が無意識な行動で台無しにならないよう、今一度確認しておきましょう。
1【ゴミ問題】
[不法投棄]
当たり前のことですがゴミは分別をして、しかるべきところに捨てましょう。これができずに近隣住民から苦情を受け、閉鎖になったバーベキュー場が多々あります。ゴミの処理は場所によって異なるため、必ず確認が必要。持ち帰りのところでは、「バーベキュー場付近のゴミ捨て場に捨てる」ではなく、「自宅に持ち帰って捨てる」という認識で行動してください。
[炭の放置]
ゴミの中でも多いのが炭の放置。「炭は土に還るから埋めればよい」というのは大きな間違い! 炭は分解されないため、捨てたものはそのままずっと残ります。また、熱の帯びた炭を放置すると、引火して火事になる恐れもあり大変危険! 使用後の炭は「火消し壺に入れる」「水に浸ける」など処理をしてから持ち帰るようにしましょう。
炭の安全な消し方
①バケツに水を用意し、小さい炭から1つずつ入れていく(イッキに入れると水が沸騰し、飛び散るなど大変危険)
②15分以上放置したのち、取り出して中まで火が消えているかを割って確認
③冷ました炭は「消し炭」として再利用可能。火つきがよいため次回の火起こしにも活躍してくれます。
[フードロス]
あれもこれもと買い込み過ぎて食べきれない! なんてこともバーベキューではありがち。欲張りすぎると食材ロスに繋がり、さらにゴミを増やしてしまいます。どうしても食べきれない分は、持ち帰っておうちで美味しく食べましょう。事前にタッパーやジップロックなどを用意しておくと、小分けに保存できて持ち帰りやすいですよ。
[来たときよりも綺麗に]
楽しんだあとは、後片付けまで徹底することが当たり前。来たときよりも綺麗にして帰りましょう。もし自分たちが使用した以外のスペースでゴミを見つけたら、あなたならどうしますか? 「もちろん拾います」と答えられる利用者が増えることを願います。