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「シャンパンじゃなく牛乳」「顔だらけのトロフィー」「巨大な指輪」! 佐藤琢磨が2度も勝った「インディ500」の「特別」度

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TEXT: 天野雅彦  PHOTO: 天野雅彦,ホンダ,シボレー

F1チャンピオンもそうそう勝てるものではない

 F1で二度ワールドチャンピオンになっているフェルナンド・アロンソは、強豪アンドレッティ・オートスポートから出場した2017年の初挑戦では優勝争いに絡んだが、2019年にマクラーレンをF1から引っ張って来たら(以前にマクラーレンはインディカーにマシンを提供していたが)、予選落ち! 今年はマクラーレンが作ったインディカ・フル参戦用チームから3回目の挑戦を行い、予選前にアクシデント。2回目の出場を果たしたものの、26番手スタートだったレースでは中団を走り続けて21位フィニッシュという結果に終わった。アンドレッティ・オートスポートチームで初優勝の2017年 琢磨は1回目の優勝をアンドレッティ・オートスポートで記録した。アロンソとはその年にチームメイトだった。しかし、チームがエンジンをホンダからシボレーに変える可能性が浮上したので、ホンダ・エンジンを使うことが決まっていたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍。そちらはインディ500での速さを確保できずに苦しんでいたチームだが、琢磨は3シーズン目にしてインディ500で予選3位に食い込み、レースでは優勝した。その上、チームメイトのグレアム・レイホールも3位フィニッシュ。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング全体の奮闘が実ったわけだが、琢磨が躍進のための大きな原動力になっていたのは間違いない。

 来年の5月を琢磨はインディ500ディフェンディング・チャンピオンとして迎える(今年はバンデミックで8月開催だったが、5月第4週開催が伝統)。その時の彼は、優勝候補の筆頭に挙げられるだろう。3勝目はおおいに有り得る。

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