自然の恵みをキャンプで食す
食欲の秋!と言われるほど、秋に旬を迎える食材は栄養価が高く、美味しいものがたくさん揃っています。豊穣の新米しかり、稔った果実やふるさとの川に帰ってきた秋鮭……。そんな秋の味覚をキャンプで楽しむ、オススメのレシピをご紹介します。
栗とベーコンのアヒージョ
秋の味覚の一つである栗を、キャンプ料理の定番でもある“アヒージョ”で楽しんでみませんか? ほっこり甘い栗と、ベーコンの塩気は相性抜群!ベーコンはオイルでぐつぐつ煮込むことでジューシーな味わいになります。
鍋やフライパンでもできますが、スキレットを使うことで熱々を長く楽しめるのでおすすめです。
材料 2人分
むき栗 |
75g |
ベーコン(ブロック) |
50g |
ニンニク |
3かけ |
赤唐辛子 |
1本 |
オリーブオイル |
適量 |
塩 |
ひとつまみ |
バケット |
適量 |
下準備
・ニンニクを薄切りに切る。
・ベーコンを一口大に切る。
・赤唐辛子のヘタと種を取り除く。
作り方
① 鍋にむき栗、ベーコン、ニンニク、赤唐辛子を入れ、オリーブオイルを具材がひたひたになるまで入れます。
② ①を弱火にかけ15分ほど加熱し、塩を加えてよく混ぜ合わせます。
③ そのままでも、バケットにオイルをたっぷりつけて具材をのせてお召し上がりください。
秋鮭の味噌バターピラフ
脂が少なく、通年に比べて味わい深い秋鮭。旬野菜をたっぷりと使い、栄養満点なピラフはお子様にもおすすめです。味噌を加えることでまろやかな味わいに、バターの香りが食欲をそそります。
材料 4人分
秋鮭 |
2尾 |
玉ねぎ |
1/2個 |
人参 |
1/2本 |
じゃがいも |
1個 |
小葱 |
適量 |
米 |
2合分 |
水 |
400cc |
バター |
大さじ1 |
味噌 |
大さじ1 |
サラダ油・塩・胡椒 |
各適量 |
下準備
・秋鮭は骨と皮を包丁で取り除き、一口大のそぎ切りにする。皮を2センチ幅に切り、それぞれに塩胡椒を少々ふる。
・玉ねぎはみじん切り。人参とじゃがいもはさいの目切り。じゃがいもを水に5分ほどさらし、しっかりと水気を切る。
・小葱を小口切りにする。
・お米を洗い、しっかりと水気を切る。(無洗米の場合は不要)
作り方
① 鍋にサラダ油を入れ中火にかけ、秋鮭の身と皮を焼き色が付くまで焼き、取り出します。
② ①の鍋に玉ねぎ、人参、じゃがいもを入れて炒めます。玉ねぎが透き通るまで炒めたら弱火にしバター、味噌、米を加えて更に炒めます。
③ 米が透き通ったら①の秋鮭を加えて水を入れ、蓋をして強火にかけます。沸騰したら弱火にし10分加熱します。
④ 火を止めて、更に10分蒸らして完成です。
かぼちゃとサツマイモのハニーレモンバター(ホイル焼き)
アルミホイルに包んで焼くと、ホクホクしっとりと甘いかぼちゃとサツマイモ。栄養満点の簡単おやつです。焚き火料理におすすめの一品。お好みでシナモンやドライフルーツをトッピングしてお召し上がりください。
材料 2人分
かぼちゃ |
100g |
サツマイモ |
100g |
レモン |
1/2個 |
バター |
大さじ1 |
はちみつ |
大さじ1 |
下準備
・かぼちゃ、サツマイモを一口大に切り、サツマイモは水にさらす。
・レモンは輪切りにする。
作り方
① アルミホイルを30cmほど広げて、かぼちゃ、サツマイモを並べ、レモンをのせて包み込みます。
② ①を弱火に30分ほどかけて、具材に火が通ったら、バターとはちみつをかけて完成です。
秋の食材は美味しいものが沢山!
秋が旬の食材は、旨味を増して夏の疲れを解消してくれます。落葉樹の紅葉がキャンプサイト周辺に見られるかもしれません。自然の恵みについつい感謝しながら、冬を前にエネルギー補給の美味。
食欲をそそる秋の食材を使ったレシピ、ぜひお試しください!