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「遊撃手」「かっとび」「タコツー」! 強烈な印象を残した「キャッチコピー」をもつ80年代のクルマ12選

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ、Auto Messe Web編集部

CMやキャッチコピーから得た愛称

 1980年代を中心として、クルマというのは身近な存在だったり、憧れだったり。いずれにしても特別なものだったのは確かだ。そうなると、付けられるのが愛称で、あだな的にみんなが使うものから、それほど皆が口にするわけではないけど、お馴染みのキャッチコピーなんていうのも多かった。今回は1980年代を代表する、12の愛称やキャッチフレーズを集めてみた。

1)「陸サーファー」マツダ・ファミリア(1980年)

 それまでFRからFFになったことから、呼ばれたのが「FFファミリア」。そしてサーファーが愛しつつ、それを真似してサーフィンをやらない「陸サーファー」も乗っていて大ヒットになった。陸サーファーはとファミリアはセットで扱われることが多かったが、ルーフにボードを乗せなくてはサマにならないので、当然ではある。ルーフにサーフボードを載せて丘サーファーと呼ばれたマツダ・ファミリア

2)「タコツー」トヨタ・ターセル/コルサ/カローラll(1982&1986年)

 頭の文字をつなげて、「タコツー」。まさに若者のための、気軽なハッチバック感がこれだけでも漂ってくる。販売チャンネル違いの単なる兄弟車と思いきや、キャラとデザインが少しずつ違っていて、買う方としても悩ましかったものである。トヨタ・ターセル/コルサ/カローラIIの3台を合わせてタコツーと呼んでいた

3)「かっとびスターレット」トヨタ・スターレット・ターボ(1984年)

 ターボを積んだFFハッチとくれば、じゃじゃ馬もいいところ。ターボはボタンひとつで、ふたつの効きが選べたし、トルクステアがきつくて、暴れまくり。広告のコピーから来た「かっとびスターレット」というフレーズは、その特徴をよく言い表していた。3代目スターレットのターボモデルには「かっとび」という愛称が付けられた

4)「街の遊撃手」いすゞジェミニ(1985年)

 ファミリア同様、初めてFFになったのがこちらで、「FFジェミニ」と呼ばれた。007のスタントチームによって、地下鉄の駅、広場でグルグル回ったりなど、パリの街をところ狭しと走りまくったCMは強烈なインパクトだった。キャッチフレーズはズバリ「街の遊撃手」で、クルマも大ヒット。いすゞジェミニのパリの街をところ狭しと走りまくったCMは強烈なインパクトだった

5)「カッコインテグラ」2代目インテグラ(1989年)

 今や消滅してしまったのが残念だが、タイプRじゃなくても、普通のインテグラはデートカーとしても人気はあった。さらにCMにはバック・トゥー・ザ・フュチャーで人気が出たマイケル・J・フォックスを起用して、「カッコインテグラ」「調子インテグラ」「気持ちインテグラ」を3連発。つたない日本語が逆にシビレた。普通のインテグラはデートカーとしても人気はあった2代目モデル

6)「ワンダーシビック」ホンダ・シビック(1983年)

 1980年代ドンズバだったのが「ワンダーシビック」で、この頃、シビックには歴代、愛称が付けられていて、ひとつ前は「スーパーシビック」、ひとつあとは「グランドシビック」、その次が「スポーツシビック」でなぜそう付けたのか今ひとつ理由がわからないのも逆によかった。イメージ優先で、理屈ではなかったのだ。3代目シビックは「ワンダーシビック」という愛称で親しまれた

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