Xfinityシリーズではチーム初のトップ10入り
アメリカでもっとも人気のある自動車レース「NASCAR(ナスカー)」の3大シリーズのひとつである「Xfinity SERIES(エクスフィニティ・シリーズ)」。その第23戦となる「Sport Clips Haircuts VFW 200」がサウスカロライナ州にあるダーリントン・レースウェイで開催された。
このエクスフィニティ・シリーズに昨シーズン、スポット参戦をしている服部茂章代表率いる「Hattori Racing Enterprises(HRE)」が、第6戦以来トヨタGRスープラでスポット参戦を果たした。
新型コロナウィルス感染拡大の影響もあって、このエクスフィニティ・シリーズもフリー走行と予選走行のないレース・フォーマットで開催となる。決勝レースのみを行うため、そのグリッドはシリーズランキング順によるクジ引きにより決定されるのだが、スポット参戦の61号車は26番グリッドからのレーススタートとなった。
20周目のコンペティション・イエローが出たところで、チームはすかさず61号車をピットに戻し、車両の調整だけを行ってコースへ復帰。グリーンとなってレースが再開してみると、61号車はフロントのグリップ不足が明らかになり、第1ステージは26番手で終了となった。
HREのGRスープラ61号車は、この後、9月26日(土)に開催となるラスベガスでの第27戦「Alsco 300」にスポット参戦の予定だ。