2周追加となった終盤の目まぐるしいトップ争い
そしてゴールまで残り2周となった145周目にイエローコーションが出されたことから、この決勝レースは、オーバータイムとなり2周が追加される。16号車を含む上位3台はここでタイヤ交換。それは、新品タイヤに履き替えると約2秒のアドバンテージがあることからの判断だったが、トップ3台のピットインに対し、思った以上に他車がコースに残り、コース上には9台がとどまったことからヒル選手は12番手からのリスタートとなった。 150周目にリスタートが切られると、ヒル選手はスタートダッシュを決めてまず6番手にポジションアップ。さらに残り1周で3台を一気に攻略して、同時にピットインしたほかの2台よりも前となる3位でチェッカーを受けることに成功した。あと半周あればさらに前を行く2台も抜くことができたかもという残念な結果となった。しかし、16号車はシリーズランキングトップもキープしている。