健常者も障がい者も一緒に楽しめるサーキットイベント
9月2日(水)、今年初めてとなるHDRS(ハンド・ドライブ・レーシング・スクール)が千葉県・袖ケ浦フォレストレースウェイで開催された。このHDRSは、レース活動以外にもさまざまな活動を展開している青木拓磨選手が立ち上げたスクールで、健常者・障がい者が分け隔てなくサーキット走行を楽しもうという趣旨のもと開催されている。
青木拓磨選手は、2輪ロードレース世界選手権(WGP)に参戦を開始した翌年の1998年シーズン直前にGPマシンのテスト中の事故によって脊髄を損傷。下半身不随となり、それ以後レース・フィールドを4輪に移し、積極的にレース活動を行っている。