同じシートベルトでも純正の「3点式」とは完全に別モノ
レースやラリーなどモータースポーツの車両では定番といえる装備、それが4点式シートベルトだ。サーキット派は使用しているユーザーも多いけど、機能性や安全性、純正採用される3点式シートベルトとの違いについて、なかなか知らない人も多いと思う。装着を検討している人にも向けて、使い方および選ぶ時の注意点などを含めて紹介しよう。
安全性やホールド性の高さが特徴
まずは純正の「3点式」と、モータースポーツで用いられる「4点式」との違いから。純正の3点式は急ブレーキや事故で強い衝撃が加わるとベルトにロックがかかり、ドライバーがフロントガラスに衝突するのを防ぐことが目的だ。1本のベルトを使った3点支持で、ロック状態でなければベルトの長さも自由に引き出すことができる。スマートに脱着できるが、ホールド性は期待できない。
対してリール機構を持たない4点式は、独立した4本のベルトをバックルで固定。長さの調整は可能だが、4本をそれぞれ合わせる必要がある。手足を除く身体の可動範囲が大きく制限される代償として、非常に高いホールド性・安全性・操作性を得られるのが4点式のメリットだ。バケットシートと組み合わせれば効果はより高まるが、仮に純正シートでもスポーツ走行におけるメリットは大きい。