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いま流行の「カップルキャンプ」の勝敗は「ヒカリモノ」で決まる! 夜を彩る4つの明かりとは

キャンプの夜を飾ってくれる「ヒカリモノ」

 昨今のキャンプブームも手伝って、さまざまなスタイルのキャンプが登場しています。ファミリーキャンプにソロキャンプばかりでなく、夫婦や恋人同士で出かけるカップルキャンプなども注目を集めています。

 そんなカップルキャンプに不可欠なのが「ヒカリモノ」。光は暗い場所を明るく照らすだけでなく、ロマンチックな雰囲気を演出するアイテムでもあるのです。それでは夜のムードを高めてくれる「ヒカリモノ」を紹介していくことにしましょう。

小さな炎で会話を楽しむ「焚き火」

 どんなキャンプスタイルにも欠かせない明かりといえば、やっぱり「焚き火」。暖を取ったり調理をする際も便利ですが、いちばんの楽しみは、揺れる炎を眺めながら会話を楽しむことです。

 炎は「1/fゆらぎ」という不規則なリズムで揺らいでいて、このリズムが人に癒やしを与えてくれます。だから焚き火はいつまででも眺めていられるし、不思議とリラックスできるのです。

 また一緒に炎を見ている人がいれば、普段よりもその人に親近感が湧き、会話が弾むということもわかっています。ですから、これからもっと仲良くなりたいというカップルには焚き火が欠かせません。

非日常を演出する「デコレーションライト」

 ここ数年、ファミリーやグループキャンプを中心に人気があるのが「デコレーションライト」。かつてはハロウィンやクリスマスなどのイベントを楽しむために、テントやタープに飾っていた人が多かったのですが、最近では常に点灯して、そのキレイな明かりを楽しむ人も増えてきました。種類も豊富にあり、ライトのひとつひとつがランタン型だったり、星形だったり。あるいはひとつひとつの光が何色にも輝いたりするものもあります。

 自分のサイトがどこにあるのかわからなくなってしまうようなキャンプ場であれば、迷子防止の目印にもなります。またテント内の常夜灯として利用すれば、夜中にトイレへ行くときも真っ暗ではないので安心です。

静かな明かりを灯す「灯油ランタン」

 ガソリンランタンやガスランタンは、サイトを明るく照らすのに最適なランタンですが、ロマンチックという点では「灯油ランタン」や「キャンドルランタン」がおすすめです。

 灯油ランタンは、燃料に「白灯油」や「ケロシン」という燃料を使うランタンで「ハリケーンランタン」「フュアハンドランタン」とも呼ばれます。灯芯と呼ばれる芯に灯油を染み込ませて明かりを灯すので、ガソリンランタンやガスランタンのように音が出ないのが特長です。

 サイト全体を照らすほどの明るさはありませんが、ふたりの顔を照らすだけの明るさは十分にあります。静かな炎で会話を楽しめば、いつもと違った雰囲気が楽しめるハズです。

BGMを楽しむなら「ランタンスピーカー」

 近年、注目度が上がっているのが、スピーカーを内蔵したLEDランタン「ランタンスピーカー」です。スマホなどの端末とBluetoothで接続し、サイトで好きな音楽を楽しむというものです。

 焚き火の「パチパチ」という薪が爆ぜる(はぜる)音や、虫の鳴き声を聞きながら会話を楽しむのも良いですが、お気に入りの音楽を静かにかけてリラックスするのも至福のひとときです。

 ただし、周囲のサイトに聞こえるような大きな音であったり、夜遅くまで音楽をかけているのはマナー違反なので注意しましょう。

 でも、せっかくアウトドアに来たのですから、明かりを消して満天の星も眺めてみてください。ロマンチックな「ヒカリモノ」での演出と一緒に、忘れられない思い出になるハズです。

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