クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • SPORT
  • 日本人オーナーチーム「HRE」がプレイオフで今季2勝目! 【NASCARトラックシリーズ】
SPORT
share:

日本人オーナーチーム「HRE」がプレイオフで今季2勝目! 【NASCARトラックシリーズ】

投稿日:

TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

完璧なピットワークで16番手からトップへ

 11番手スタートとなったHREの16号車を駆るヒル選手は、レース序盤からマシンのオーバーステアの症状に悩まされ、13番手に順位を落としてこの第1ステージを走り切る。このステージブレイクではHREスタッフによる素早い給油とタイヤ交換を行なったことで16号車はポジションアップした9番手から第2ステージのスタートとなった。一度は順位を上げたものの、この第2ステージでもマシンのバランスは完璧ではなく我慢の走行を強いられる。結果的には9番手で60周目の第2ステージのチェッカーを受ける。このステージブレイクでは、日没で下がった気温と路面温度に合わせるべく、シャシーに大幅な変更を加える。そして16番手から最終ステージへと向かう。

素早い給油とタイヤ交換を行なうHRE16号車 68周目、残り66周の最終ステージのリスタートが切られると、HREの16号車はすぐさま13番手にポジションを上げ、さらに73周目には9番手にまでポジションを復活。83周目にイエローコーションが出されると、ここで他の上位勢と同じくHREもこの日最後のピット作業を行う。ここでチームは給油と4本のタイヤ交換を素早くこなし、なんと3番手にジャンプアップさせることに成功。ラスベガス戦チェッカー後のHRE16号車 ヒル選手はこのイエロー明けのリスタートでこれに応えるように見事なスタートダッシュを決めてトップに浮上。タンドラ16号車は安定して速いラップタイムを刻んでいく。背後にはこのレースの第1、2ステージを制した2号車が背後にピタリと付け、その隙を狙い続ける。トップを走るオースティンは巧みにラインを変え後方のタービュランス(乱気流)を使っての神経戦の攻防が最終ラップまで繰り返されたが、ヒル選手は最後までミスする事なくこれを制してトップでチェッカー。今季2勝目をもぎ取り、プレイオフ第2ステージへの進出を確定させた。プレイオフ第2ステージへの進出を確定させたHRE16号車 トラックシリーズ、続く第19戦は10月3日(土)にアラバマ州にある「タラデガ・スーパー・スピードウェイ」で開催予定。HREはこのラスベガス戦同様、タラデガでもスープラでスポット参戦しているエクスフィニティシリーズ第28戦とのダブルエントリーでの参戦となる。

12
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS