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サーキットで「エアコンオフ」は昔の常識だった! いまどきクルマの「賢い」走らせ方とは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: BMW、TOYOTA GAZOO Racing、Auto Messe Web編集部

気合いを入れて走るときだけエアコンを切る

 ちなみにスーパーGTのGT500クラスのクルマは、アクセルONでエアコンがカットされ、アクセルを戻すとエアコンが入る設定となっており、パワーロスを最小限に抑えている。これを手本に手動でエアコンを切り替えるというアクロバティックな方法もあるが、手間と得られるメリットのバランスを考えるとおすすめできない。2020年の第4選ツインリンクもてぎのワンシーン

 いずれにせよ、ヘルメットを着用し、長袖、長ズボン、グローブをはめて走るサーキットでは、ドライバーの熱対策はかなり重要だ。走行中は運転席側の窓は開けられないので、他の窓を開けても、車内のかなりの高温となる。そう考えるとサーキットでもエアコンを入れて1~2周走り、気合いを入れて走るときだけエアコンを切るというのが賢い走り方だといえるだろう。サーキットは、長袖、長ズボン、ヘルメットにグローブと前身が覆われているため暑い

 同時に水分補給も重要で、できればドリンクボトルを積んで走りたい。医学的には2~3時間に1回、尿意がない=脱水症状の目安とされているので、小まめな水分補給と塩分補給も忘れずに行いたい(水分不足は集中力に低下にも直結している)。

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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