介護保険スタートでの需要に応じ
そして福祉車両にとって大きなトピックスとなるのが2000年の介護保険のスタートだ。それに合わせて福祉車両の需要も大幅に増えていく。オーテックジャパンもより小型で使い勝手の良い福祉車両としてキューブのラゲッジにスロープを設けて車いすを載せられるチェアキャブをリリース。小型車としては初の福祉車両となった。
このように、時代のニーズに合わせて進化を続けてきたオーテックジャパンのライフケアビークル。ここまでは車いすを載せる福祉車両を中心に紹介してきたが、昨今、福祉車両の中でもうひとつの大きな位置を占める回転シートやスライドアップシートなどの、乗り降りのサポートに関する進化を後編では紹介していくこととする。