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当時の「究極」デートカー! 激レアなS13シルビア「コンバーチブル」が贅沢すぎるクルマだった

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TEXT: 平塚直樹(HIRATSUKA Naoki)  PHOTO: オーテックジャパン、NISSAN、Auto Messe Web編集部

1.8Lターボエンジンなどで走りも充実

 スタイリッシュなフォルムだけでなく、動力性能などもかなり充実していた。

 エンジンは1.8L・水冷直列4気筒インタークーラー付きターボ(CA18DET型)を採用。1991年のマイナーチェンジ時に採用された、2.0LのSR20型ターボエンジンを搭載する以前のシルビアでは最大の排気量で、最大出力175psを誇ったエンジンだ。

 また、トランスミッションは、4速ATのみを設定。マニュアルシフトでギンギンに走るとゆうよりも、デートカーらしくオートマチック変速でゆったり走る設定だ。性能は秀でているがATでゆったり走れたS13コンバーチブル

 ほかにも、コンバーチブル専用チューンが施されたサスペンションの採用や、車体各部を補強することで、ルーフ部がなくても十分なボディ剛性を確保。しかも、電動開閉式ソフトトップのユニットやボディ補強などが加わったにも関わらず、車両重量は1250kg。

 ハイパワーなエンジンとしっかりとした足まわり、軽い車体などで、高い走行性能も実現していた。わずか600余台の生産で終わった希少価値あるシルビア・コンバーチブル

 シルビアといえば、その卓越した動力性能により、当時「走り屋」と呼ばれた峠のワインディングなどを激走した若者たちに人気だったイメージもある。

 だが、一方でこのような「モテるクルマ」としても知られ、幅広い層が支持したクルマなのだ。

 ちなみにシルビアには、1999年に発売された最終モデル7代目(S15型)にも、オープンカー「シルビア コンバーチブル ヴァリエッタ」というモデルが存在した。S15型シルビア コンバーチブル ヴァリエッタ

 こちらは、電動格納式のハードトップを採用したクーペカブリオレ仕様で、2.0L・自然吸気のSR20型エンジンを搭載。本革シートやシートヒーターなどを標準装備したラグジュアリーなモデルだった。ラグジュアリーなシルビア コンバーチブル ヴァリエッタ

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