3)タイム計測器の取り付け場所は主催者に聞く
次はタイム計測器にまつわる失敗談をいくつか挙げよう。よく聞くのは取り付け場所や方法を間違って計測できなかった話。あとは走行後に外すのを忘れて帰宅し、後日サーキットまで宅配便で返却したなんて人もいる。
もっともこれらは笑い話で済むけど、金銭的に大きなダメージを負った人がいた。彼は少しでも速く計測ラインを切りたい心理か、計測器をフロントバンパーの先端に装着したら、不幸にも頭からコンクリートウォールに突っ込んでしまう。
クルマ自体は全損レベルじゃなかったものの、計測器は誰もが想像できるとおりバラバラに粉砕。修理代にプラスして計測器の弁済で8万円の出費になったそうだ。取り付ける位置や方法は機器によって異なるので、不安ならサーキットのスタッフにや主催者に確認するのが無難だろう。
4)帰路につく前は忘れ物がないか再確認
最後は車内や車上への忘れ物。作業で使った工具をボンネットに、飲みかけのコーヒーが後席のドリンクホルダーに、ポケットから出したサイフをルーフの上にと枚挙にいとまがない。一刻も早くコースインしたい気持ちを抑えて、様々な『置き忘れ』がないかどうか確認しよう。