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うっかりミスが大惨事になることも! サーキットで憶えておくべき4つの重要情報

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

3)タイム計測器の取り付け場所は主催者に聞く

 次はタイム計測器にまつわる失敗談をいくつか挙げよう。よく聞くのは取り付け場所や方法を間違って計測できなかった話。あとは走行後に外すのを忘れて帰宅し、後日サーキットまで宅配便で返却したなんて人もいる。タイム測定器はナンバープレートやその横に装着をする

 もっともこれらは笑い話で済むけど、金銭的に大きなダメージを負った人がいた。彼は少しでも速く計測ラインを切りたい心理か、計測器をフロントバンパーの先端に装着したら、不幸にも頭からコンクリートウォールに突っ込んでしまう。

 クルマ自体は全損レベルじゃなかったものの、計測器は誰もが想像できるとおりバラバラに粉砕。修理代にプラスして計測器の弁済で8万円の出費になったそうだ。取り付ける位置や方法は機器によって異なるので、不安ならサーキットのスタッフにや主催者に確認するのが無難だろう。初めてのサーキットでわからないことがあれば近くにいるスタッフに聞いてみると良い

4)帰路につく前は忘れ物がないか再確認

 最後は車内や車上への忘れ物。作業で使った工具をボンネットに、飲みかけのコーヒーが後席のドリンクホルダーに、ポケットから出したサイフをルーフの上にと枚挙にいとまがない。一刻も早くコースインしたい気持ちを抑えて、様々な『置き忘れ』がないかどうか確認しよう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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