雨溢れるコースコンディションでスピン続出
しかしレースが10周を過ぎた辺りから天候は更に悪化、集中豪雨に近い最悪のコンディションに変わっていく。コース上にはいくつもの川が出現し、ターン5には雨水が集まり、側溝に入りきらない水がコース上に溜まって池のような状態になっていく。コースのいたるところでスピンする車両が出現するもなかなかイエローコーションは出されない。
ヒル選手も13周目のこのターン5でコースアウトし、アウト側のバリアに接触したが、その直後を走っていたマシン2台が同じ場所でコントロールを失いスピンし、スピン後止まっていたHREの61号車に追突。ここでようやくイエローコーションが出されレースは中断となるが、すでに61号車は追突によるダメージが修復不可能な状態で、36位でレースを終えることとなってしまった。 10月17日(土)にカンザス戦、さらに翌週末のテキサス(エクスフィニティ10月24日/トラックシリーズ10月25日)とこれから2週連続でレースがあるが、HREは、トラックシリーズとエクスフィニティシリーズへのWヘッダーで2戦連続で参戦することとなる。