クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • ワークスチーム
  • 神奈川県民感涙! オーテック車が「青」を使うのは伝統+湘南の「空と海」が理由だった
ワークスチーム
share:

神奈川県民感涙! オーテック車が「青」を使うのは伝統+湘南の「空と海」が理由だった

投稿日:

TEXT: 平塚直樹(HIRATSUKA Naoki)  PHOTO: オーテックジャパン、Auto Messe Web編集部

スポーティとプレミアム感がコンセプト

 日産直系のカスタムカーブランドには「AUTECH(以下、オーテック)」と「NISMO(以下、ニスモ)」がある。どちらもコンプリートカーが日産ディーラーで買えるのだが、その違いは何だろう。

 モータースポーツ好きなら、ニスモは日産自動車のモータースポーツ担当部署として、昔からスーパーGTをはじめとする数々のレースで活躍していることはご存じの通り(日産傘下だが企業自体は独立した株式会社)。では一方のオーテックは、どんな成り立ちで、どういったコンセプトでクルマ作りをしているのだろうか?

 ここでは、そんな日産車のドレスアップやチューニングを手掛けるブランドの中から、特にオーテックに焦点をあててみる。

ノートでオーテックとニスモを比較

 まずは、オーテックとニスモのコンプリートカーには、どんな違いがあるのかを簡単に説明しよう。ノートAUTECH

 例えば、コンパクトカーの「ノート」には、「ノートAUTECH」と「ノートNISMO」という、各ブランド専用のコンプリートカーが用意されている。ノートNISMO

 いずれも、外装には前後バンパーにそれぞれ独自のエアロパーツを装着、内装も採用するパーツこそ違うが、シートやステアリングなどがカスタマイズされている。ノートAUTECHの落ち着いたコクピット

 2モデルいずれも内外装に「スポーツ」を意識したパーツやデザインを採用しているのは同じ。大きな違いはニスモが「ピュアスポーツ」、オーテックは「プレミアムスポーティ」といったコンセプトで開発されている点だ。

 例えばフェイスデザイン。ノートNISMOでは空力も意識した大胆なフォルムで、レーシングマシンを彷彿とさせるスタイル。一方のノートAUTECHでは、専用のフロントグリルやフロントバンパーなどにメタル調フィニッシュを施すことで、上質感を演出している。

 内装も、ニスモはレーシーなバケットタイプのシートを採用。ノートNISMOの内装には赤色が映える

 オーテックはスウェード調トリコットシートで落ち着いた印象だ。ノートAUTECHのシート周り

 またカラーも、ニスモは内外装の随所に赤を差し色で入れた「情熱的な雰囲気」、オーテックはブルーを基調とした配色で、あまり派手ではない「落ち着いたイメージ」となっている。

 ほかにも、ノートNISMOでは専用のエンジンチューニングやサスペンション、ボディ補強などを全グレードに施し、サーキット走行などにも対応した作り込み。ノートAUTECH 一方のノートAUTECHでは、レーシーなグレードのSPORTS SPECにのみボディ補強などが施されているが、ニスモほど「ガッチリとした補強」という感じではなく、街乗りも意識した適度なチューニング。段差を超えたり、高速道路の車線変更、ワインディングを走る際などに違いを感じる、あくまでもストリートをより快適に走るためのカスタマイズだといえるだろう。

123

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS