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「ミラーにフラワーレイ」「シートにバンダナとTシャツ」! 昭和オヤジの「青春カスタム」8選

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: Auto Messe Web編集部、K-STYLE編集部

5)ワンアームワイパー

 レーシングカーをイメージした代表的なドレスアップだが、いかんせん拭き取りエリアが狭いのは安全性や実用の面から見て今のご時世だとナンセンス。グラム単位の軽量化を必要としない公道では、痩せ我慢を強いるドレスアップでもあった。フロントガラスのワイパーを減らす行為は車検上でも問題になるため、法令遵守の視点からも衰退したのだろう。レーシングカーをモチーフにしていた1本ワイパー

6)ミラー吊り下げアイテム

 昔はフラワーレイの造花から始まり、ドリームキャッチャーやVIP系カスタムのタッセルなど、ルームミラーに吊り下げる飾り物が流行っていた。今も吊り下げタイプの芳香剤はあるが、総じて衰退した理由は『視界の邪魔』だからだ。流行った当時はオシャレさが優先されたが、ドラレコも普及して安全意識の高まった現代では時代錯誤というもの。所狭しと並んだ窓際のぬいぐるみも、今は見なくなったなぁ……。ルームミラーに芳香剤やフラワーレイなど飾るドレスアップが80年代から90年代にかけて流行っていた

7)アンテナボール

 アンテナポールの先に装着した、丸いボール状のマスコットをご存知だろうか? キャル系カスタムの定番アイテムだが、安さとお手軽さから一般的にもワンポイントカスタムとして人気があった。装着可能なポールアンテナ採用車が減ったこと、素材が劣化して走行中に紛失することから自然淘汰され、今では当時仕様のアメリカンカスタムをオマージュしたクルマ以外、ほとんど見かけなくなってしまった。アメリカ車などで流行ったアンテナポール

8)ユーロテール

 スポーツコンパクト(通称:スポコン)ブームに乗って、大人気となったカスタムテールランプ。丸い灯体をクリアレンズで覆った独特の形状がブームとなり、純正で採用する車種も現れたほどだ。その後に登場したLEDテールが完全にトレンドを奪い、今ではライトバーを盛り込んだ複雑な形状がカスタムテールの主流となっている。スポーツコンパクトブームに乗って、大人気となったカスタムがユーロテールだった

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