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「ドレスアップ」も「後続車への配慮」にも効果抜群! 簡単カスタムに見える「泥よけ」装着時に注意すべき点とは

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: WAGONIST編集部

四駆カスタムの定番パーツ「マッドフラップ」

 ランドクルーザーやデリカD:5をはじめとする乗用四輪駆動車でときどき見かける、黒や赤のウレタン製でできたやや大きめな泥よけ。カスタマイズの世界で「マッドフラップ」や「マッドガード」と呼ばれている物だ。機能性はもちろん、ドレスアップの観点でも定番の人気となっているマッドフラップについて紹介したい。「マッドフラップ」や「マッドガード」と呼ばれている泥よけのカスタムパーツ

泥や砂利などが巻き上がるのを防ぐ

 そもそもマッドフラップ(泥よけ)はその名のとおり、走行中のタイヤが巻き上げる泥や砂利が後続車に飛び散るのを防ぐと同時に、自車のフェンダーも汚れや傷から守ることを目的に用いられる機能アイテムだ。RAV4のマッドフラップ装着車両

 純正でも小振りなマッドフラップが取り付けられている車両があるのは、そういったことが考慮されていいるため。ワイドトレッドのタイヤを履くトラックに装着されている理由も、後続車への飛び石を防止する目的からである。ランドクルーザーの純正マッドフラップ

 オフロードを疾走するラリーレイドマシンやクロスカントリー走行を行なう四輪駆動車の多くには採用されているのは、まさしくそのため。特に砂利や泥を常に巻き上げて走るようなオフロード競技用車両には必須のアイテムとなっている。砂利や砂を激しく巻き上げながら走るラリーでは必須の装備

 実際にラリーやダートトライアルのマシンは、走行中に巻き上げた泥や石で自車のボディやフロアを傷めてしまう可能性もあるのだとか。そこで大型のマッドフラップを用いてトラブルを防止しているのだ。オフロード競技車両は大型のマッドフラップを用いてトラブルを防止している

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